この鉋は大分昔入手した物だ。 少し使って見たが結構切れる鉋だった。 しかしこれも刃が短い。 既に使い切った物だろう。 刃の全長は50ミリ程度しか無い。 だがこの鉋刃の頭は槌で打たれて 鉄がめくれてこうなった物で 元はもっと尖がった山形の頭だったと思う。 この刃には銘は無い様だ。 有るのは菱形の様な物だけだ。 以前はこれを梅一と思ったがそうでは無いだろう。 幅58ミリ程度のこの鉋刃は薄くて どうも古い鉋刃の様に思われる。 今回は以前の台では上手く使えないので 新たに台を打ち直した。 幅68ミリ 全長270ミリ 厚み 23ミリ程度の台にした。 薄い台になったが 刃が短いのでこうなった。 取敢えず台に仕込んで 何時もの様に様子を見ている。 まだ九分仕込みで暫くしたら完全に仕込む予定。 材は椚かも知れない。 蜜蝋WAXを塗って有る。 余り冴えない色の台になった。 刃が少し斜めだったので 修整した。 この時にベタ裏気味なので裏をすいて修正もしている。 こうして古鉋は徐々に新しい台に入れ替わって行くだろう。 台を打ち直す必要のない物も有るが、全体の約半数は 出来れば台を入れ替えたいと思っている。 切れ無いと思っても台を替えて整備すると案外と切れる物だ。
この鉋の刃先に大きな欠けが有り そこから鉋屑が割れていた。 最近何度か研ぎ直してやっと この欠けが無くなった。 そこで2×4材を削って見た。 まあまあ削れる様だ。 もう少し軽く引けると良いのだが、引きが重い。 でもこの鉋は最近の物だろうが、なかなか良さそうだ。 何処の誰が作った物か判れば良いが、今の所手掛かりが無い。 最近中砥石を購入したのでそれを使いたいが、勿体ないと思い 薄くなり割れが有る 前の砥石で研いでいる。 この所骨董市もご無沙汰なので行きたいとは思うが、天気が良く無いので 行ってない。 そろそろ秋晴れの季節が来ると思うのだが。 と言っている内に 今年も終わる事だろう。1年なんて短い物だ。 さて来年はどうするかな。
この鉋刃は町田骨董市で買った物だ。 仮台に入れて少し使って見たが結構良く削れた。 しかし残念ながら 既に刃の全長が65ミリ程度で短い。 実用にはならないと放置していた。
最近 材名の良く判らない材を入手したので、これで台打ちを行った。 取敢えず刃を入れて少し馴染ませている所だ。 刃の台の溝に入る部分が 錆びてボロボロになり凹んでいて上手く押さえられ無いようだ。 まあこの鉋も取敢えずは飾り鉋で見て楽しみ、刃を研いで楽しむと言う事で良いだろう。 台は珍しい模様が浮き立ち なかなか綺麗だ。
最近 材名の良く判らない材を入手したので、これで台打ちを行った。 取敢えず刃を入れて少し馴染ませている所だ。 刃の台の溝に入る部分が 錆びてボロボロになり凹んでいて上手く押さえられ無いようだ。 まあこの鉋も取敢えずは飾り鉋で見て楽しみ、刃を研いで楽しむと言う事で良いだろう。 台は珍しい模様が浮き立ち なかなか綺麗だ。
今日も天気は良くない。 それでも午前中散歩に行った。午後庭に出て見ると、柿が大分色付いている。 野鳥も来て、美味そうな柿をつつく。 あちらこちら食べ散らかして、全く行儀悪い奴だ。 青ければ野鳥も食べないから、そろそろ食べられる実も有りそうだ。 そこで一つ 色の良さそうな柿を収穫して見た。 今年の初物だ。 へたの廻りは若干青みも残る。
今年は良く成る年かも知れない。 野鳥に食われなければ、買わずに済むだろう。 近所の柿も豊作なので、我が家の柿も 野鳥の被害は少ないだろう。 今年10月半ばだ。そろそろ寒くなって来た。 我が家の工房での作業もやりやすい。 だけど物作りには余り熱が入らない。 熱が冷めたのかな。 柿でも食べながら、残り2ヶ月の計画と来年の事でも考えて見ようか。
今年は良く成る年かも知れない。 野鳥に食われなければ、買わずに済むだろう。 近所の柿も豊作なので、我が家の柿も 野鳥の被害は少ないだろう。 今年10月半ばだ。そろそろ寒くなって来た。 我が家の工房での作業もやりやすい。 だけど物作りには余り熱が入らない。 熱が冷めたのかな。 柿でも食べながら、残り2ヶ月の計画と来年の事でも考えて見ようか。
刃の固定方法を検討したが、結局ネジの箱に有ったこのタマゴラグと言うのか これで留めて見た。 まあ借り留めだが一応刃は固定出来た。 これで少し削って見た。
引くよりも、押して削る方が上手く削れた。方式はこれで良い。ネジを緩めて金具を
回転させれば、刃は抜ける。 これでもう少し しっかりした物をホームセンターで
探してこようと思う。 替刃はもう一枚有るから、更にもう一丁つくれる。
少し使って改良版を作ろうと思う。 出来たらまた載せます。
引くよりも、押して削る方が上手く削れた。方式はこれで良い。ネジを緩めて金具を
回転させれば、刃は抜ける。 これでもう少し しっかりした物をホームセンターで
探してこようと思う。 替刃はもう一枚有るから、更にもう一丁つくれる。
少し使って改良版を作ろうと思う。 出来たらまた載せます。
自作南京鉋作りに凝っている。 一つできるとそれを使って次の南京鉋の柄を削れる。 そこで使い勝手や削れ具合が判る。 今回は別の材料で作って見た。 これは以前 箸を作るのに使った材料の残りだ。 多分鉄刀木では無いか。 これは材の中に鉱物質が有るのか刃がすぐに切れなくなる。 今回も刃は電気鉋の替刃を使う。 この替刃は穴が無ければもう少し使い出が有るが 穴の部分は使わない。 今回は柄のデザインを少し変えた。 まあ全体には余り変わって無いだろう。 この材は若干もろく、欠け易い。 掘り込むのに苦労した。刃も若干硬めに仕込んで見た。 この形では 小さな径の曲面は削れない。 材の幅を狭く12ミリ程度にして作って見たいがそれでは材の強度が不足な様に思う。 一応トライして見るか思案中。 沢山出来たら仲間に分けてやろうか。
9月工房の片付けと整理をしていて ビニール袋に入ったこの替刃を発見した。 これは
ベリタス スポークシェイブの替刃らしい。ところが本体が無い。 概要はネットで調べて大体理解したが 実物が無い。 この本体は金属で出来て居るらしい。 替刃だけではどうにもならないので、この本体部分を材木で製作して見る事にした。 材は削り易い桜材を使った。 何となくこんな形の物を削り出して 刃を挿入して見た。 写真に有るのは替刃と本体を底面から見た所。 替刃は本体に差し込んで有るだけだ。 オリジナルでは、この刃をネジで止めるらしいが現在はどう留めるか悩んでいる。 名称はローアングルスポークシェイブと言われており 上手く削れるか確認して見たが、 まあまあ上手く削れる様だ。 後は差し込んだ刃をどう固定するかまだ決まって無い。 後ろから金具とネジで止められないか、検討中で いずれ固定方法が決まったらまた報告しよう。
ベリタス スポークシェイブの替刃らしい。ところが本体が無い。 概要はネットで調べて大体理解したが 実物が無い。 この本体は金属で出来て居るらしい。 替刃だけではどうにもならないので、この本体部分を材木で製作して見る事にした。 材は削り易い桜材を使った。 何となくこんな形の物を削り出して 刃を挿入して見た。 写真に有るのは替刃と本体を底面から見た所。 替刃は本体に差し込んで有るだけだ。 オリジナルでは、この刃をネジで止めるらしいが現在はどう留めるか悩んでいる。 名称はローアングルスポークシェイブと言われており 上手く削れるか確認して見たが、 まあまあ上手く削れる様だ。 後は差し込んだ刃をどう固定するかまだ決まって無い。 後ろから金具とネジで止められないか、検討中で いずれ固定方法が決まったらまた報告しよう。
鉋銘 鉄翁は碓氷さんの物と言われているが この鉋自身が碓氷さんの物かどうか判らない。 良さそうにも思うが今一切れない。 台と刃が上手く合わない様なので、思い切って台を打ち直した。 この材もハッキリ材名が判らない。 工房に有った物だ。 一枚板の様に見えるが実際は 薄板を厚み方向に3枚貼り合せている。 今回はこれを使った。 刃を仕込んで削って見ると まあまあ上手く削れる様だ。 しかし刃裏にはまだ錆の跡が残る。 これが研いでも消えない。 だから時々削り屑は 割れて出て来る。 後は何度か研ぎ直して錆跡が消えるのを待つしか無いだろう。 この材料は 綺麗に鉋を掛けて 軽く塗装すると木目が引き立って 良く見える。 やはり飾り鉋と言う事になるかな。 今回も一枚刃鉋にしているがいずれ二枚刃に改造したいと思っている。
この鉋の現状はこんな状態だ。 刃先に大きな欠けが有る。 これがまだ完全に研ぎ落として無い。 中砥石がすり減って 色々割れが入り どうも研ぎ難い。 やはり手入れが良く無かったのだろう。 それでもこの鉋刃は結構研ぎの感触は良い。 気持ち良く研げる。 そうこうする内に色々新しい道具もやって来て これに関わっていられない。 取敢えず現状の削りを載せておこう。 いずれもう少し上手く削れる様になったらまた載せます。
台風接近と言うが、今日は良い天気だ。 築地の問屋街は引っ越しで今日で終わりとラジオで言っていた。 それなら人は少ないのだろうと思ったが、そうでは無く普段より人手は多い。 築地場外の路地は人がぎっしりで歩けない程だ。 時間帯が昼頃なのがまずかった。 それでも奥の方に有る 東源正久商店に行き、この砥石を購入した。 シャプトン M24グリーンと言う #2000のセラミック砥石だ。 以前から中研ぎにはこれを愛用している。 それ以外も色々使っているが どうもこの砥石が自分には合う様に思う。 これで3丁目になる。 帰り道何処かで食事しようと思ったが、何処も人が待ってる状態で諦めた。 それでも腹が減るので 途中でこの鮪ハラミの串焼きと恵比寿ビールを一杯飲んで 帰途についた。 暑かったし 美味しかった。 砥石を築地で買うのは プロが買いに来る刃物屋に置いて有る砥石は皆が認める一流品が置いて有るんだろうと考えるからだ。 まず間違いなく 評判の良い 砥石が揃っている。