大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

外丸突き鑿 銘 無し

2021-03-03 14:35:44 | Weblog
この鑿は何時 何処で入手したのか忘れてしまった。 かなり以前から持っていたので、一度はこのブログでも紹介したかも知れない。  先日これを取り出して少し整備して見た。 柄は何の木を使うのか不明。 柄には若干割れも有る。 かなり使い込んで 手の跡も残る。
これは多分 下駄屋の鑿だろうと思う。 刃の先端部の両脇に角の様な物が付いているが、それは 折れたらしくない。  そこでグラインダーで刃の部分を削り取って若干整形した。 その後 この鑿が乗る砥石で丸の刃の部分を研ぎ直している。 この砥石は赤砥の薄くなった物を 縦て仕込んだ物だ。  これで研いで有る程度刃を付けた。  最後に小型の仕上砥石で研げば良いだろう。 まだ上手く研げて無いが 刃と砥石の形状が合って来れば上手く研げるかなとも思う。 想像だが下駄の刃の付根の部分を丸く仕上げる為に 使う鑿では無いかと思う。  実際に下駄屋で使って居る所刃は見た事無いし、多分見る機会も無いだろう。

調べたが特に銘も無い様だ。 近所の鍛冶屋に作らせた物かも知れない。 出来たら自分でも何とか使って見たい物だと思うのだが、その機会は無かった。 今後も無いかも知れない。
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清酒 山花 宮坂醸造株式会社

2021-03-03 14:17:19 | Weblog
近くに有る 地場野菜その他を販売するお店にこのお酒は置いて有った。 このお店は長野県富士見町と契約して、富士見の地場製品を置いて居る。  多分その関係でこのお酒も展示している様だ。 宮坂醸造は諏訪の酒造会社として有名だと思う。 他にも何件かこの諏訪の酒造会社は知って居る。  諏訪に行けば、酒造会社を巡るツワーも有る様だ。 宮坂と言えば 私の大学時代の友達も宮坂と言う名前だった。  諏訪には多い名前だろうと思う。 

そこで宮坂の馴染みと言う事でこのお酒を買って来た。 丁度雛祭りも有るし雛に併せて飾っても良い。  普段安い 缶チューハイしか飲まないが 店の人も美味しいと勧めるので買って来た訳だ。 4合(720ミリリットル)で2980円と高い酒だ。  飲んで見ると確かに飲み口の柔らかい うまい酒には違いない。  勿体ないから毎日一合程度を飲んで後は冷蔵庫で保管している。  まあそれでも一週間とはもたないだろう。  肴には 塩辛やマグロ刺身が良いのだが、無理も言えないし そこらに有るチーズで一杯やっている。

所で友達宮坂はどうしたかな。 確かに年賀状は来たはずだ。 コロナの関係で第二の勤め先も 今は行って無いかも知れない。  良くまじめに働く男だったが、どうしているか。そう思いながら 晩酌にちびりと 山花を冷酒で飲んだいる訳だ。
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クロッカス ’21

2021-03-01 21:41:47 | Weblog
我家の庭に植えて有ったクロッカスの花が咲いた。  今日咲いた訳では無くて2月の終わりごろから 少しつつ咲き始めた。 春の花は咲き終わると掘り上げて 今年冬まで保管して置くので、 球根が混じるとどれがクロッカスでどれがヒヤシンスでどれがチューリップなのか区別がつかない。

何時も適当に庭に植えて置くと 春には咲くと言う段取りだ。  この日当たりの余り良くない庭でも 何となく 何時も可愛い花を付けて楽しませてくれる。 園芸にはそれ程熱心では無いが 自分で植えた物なので 咲いてくれると嬉しい物だ。 既に梅の白い花は散り掛けており、花弁が花壇に散らばる。 時々鳩が庭に来る。  何かつついて居るが、此奴が居ると他の鳥はやって来ない。 警戒しているみたいだ。  だから用事が済んだらとっとと出て行けと言う事も有る。 3月はもう立派な春だ。  明日は雨が降る様だ。 すると更に春らしくなると思う。 同時に悩ましい花粉の季節だ。 先日正月と思ったが時の経つのは早い物だ。  
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丸鑿 柄挿げ 銘 無し

2021-03-01 21:17:43 | Weblog
3月になった。 今日は天気良いが 風が強い。 花粉が飛散している様だ。 出来れば外出は控えたい。 それでもマスクして買い物に行った。  天気も良く暖かくなれば 外に出たくなる。 結構な人出の様だ。 これで自宅でおとなしくしているのは難しいのでは無いか。

さて昨年春を過ぎた頃に 自宅庭の外に有る金木犀が多きくなり過ぎたので、太い枝を切った。 暫く外に転がって居たが 冬頃にその枝の一番太い部分を切り取り持ち帰った。 見ると少し乾燥しているが 全く割れは無い様だ。  そこでその丸太の20センチ程度を切り取って乾燥させて置いた。  それを取敢えず半割に挽いて見た。 直径5センチ程度有った。  これは 鑿の柄に使えるかも知れないと考えて、半割材の両脇を落として直径19ミリの丸棒を作った。  たまたま引出に有った 外丸鑿の穂にこの金木犀の柄を挿げて見た。材は結構粘りが有る様だ。 取敢えず上手く出来たが 今回も桂が無いので いずれどこかで調達するまでこのままだ。 この金木犀は若干黄色味が有る様だ。 それに何か黒い入皮の様な物や小節の様な物が有る。 何となく柘植にも似た感じだ。  鑿の柄に金木犀は余り聞いた事は無いが、何となく使えそうだ。  そこでこの金木犀材は 短く切って 室内で乾燥させている。 まあこれだけあれば 鑿の柄としては十分な量が有ると思う。 まだ挿げた事は無いが、椿の柄も良さそうだ。  周りに有る色々な樹木を使い柄を挿げて遊ぶのも面白いかも知れない。   
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