シェフ
手のひらサイズの
ちいさな・ちいさな
真っ黒な赤ちゃんが誕生したのは
昭和20年3月21日
未熟児
そして黄疸
今なら保育器に入れられるけどね~
でもそんな時代ではなかった
戦果の中、防空壕に逃げ延び、なりを潜めていなければいけない
泣く子は口をふさがれる事も
シェフが閉所恐怖症なのは、それが原因かもしれないネ
今、ウクライナの情勢を聞くたびに
シェフのご両親はどんなに大変だったかと思う
戦争は何ひとつ良い事は無い
失われる物ばかり
食べ物もないので母乳がでなかったお母様は
シェフに重湯を与えて育てたと聞いている
世話をさせられた二人の姉は
シェフに一口与え
次は姉たちの口に
さすがに成長出来ないはずだ・・・
ところが
シェフの生命力はたくましい
77歳
喜寿
健康診断では、どこも異常なし
血液検査も全て正常値
恐るべし
まぁ~仕事のペースは落ちたが
それくらいで、のんびり屋の私にはちょうど良い
まだまだ働く威力満々
優しい孫達からのサプライズ
皆からのお願いは
どうぞ
これからも元気で、美味しい物を作って下さいネ