気楽にいきましょう!

バイク好きオヤジのひとりごと

忍者のセルが廻りません 3

2022年01月11日 | 忍者

年末から始めた忍者の修理、今日もお休みなので続きを始めます。

まず疑ったのはマグネットスイッチの故障ですが

各部の導通を確認するとそうではないみたい。

 

サービスマニュアルがあるので修理した右ハンドルスイッチから順に

ハーネスの導通をマグネットスイッチまで追っていくと

どうもジャンクションボックス周りが怪しいと判りました。

 

ジャンクションボックスを車体から外してボックス内の導通を確認します。

 

ジャンクションボックスから2個のリレーを外して、動作を確認すると

リレー自体は問題なさそうです。

調べていくと、各コネクタ部分の導通が不安定だということが判明

ジャンクションボックス内のスターターリレーに電源が供給されていません

 

スターターリレー取り付け部分のコネクタや

車体とジャンクションボックスを繋ぐコネクタ部分に

 

接点復活剤

これを使って酸化被膜を除去

 

組み立て前に各部分の導通を再度確認

すべての部分に導通が取れていることを確認して 部品を元に戻し

 

セルボタンを押すと

無事にエンジンが始動しました。

これで、SRXに続き忍者も修理完了

 

次はトリッカー、こちらも電気系統の不具合っぽいので

配線図とにらめっこしながら ぼちぼち原因を探していきます。

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忍者のセルが廻りません 2

2022年01月11日 | 忍者

年末年始期間も終わり、やっと正月休みしてます。

そんな訳で前からの懸案だった忍者のセルを修理再開です。

 

単にマグネットスイッチの不具合かと思っていたら

そうでも無いみたいです。

まず、手元からチェックするという原則どおり

セルスイッチの接点からチェックすることにします。

 

セルボタンがある右側ハンドルスイッチは

この2本のネジを外して 車体から外します。

 

この先は自宅内での作業

ハンドルスイッチを裏側からみるとこの部分がセルボタンです

まず、配線が繋がっている部分にテスターを当て導通を調べると

セルボタンを押しても通電してません。

 

ということは接点が駄目になっているので

ここまで分解して接点を磨くことにします。

 

セルボタンの接点はこの2ヶ所

この部分の表面を 細かいダイヤモンドヤスリで削ります。

 

元のように組み立て、配線コネクタの部分で導通を見ると大丈夫ですが

車体に戻してセルボタンを押しても ウンともスンとも言いませんし

マグネットスイッチのコネクタ部分で導通を見ても通電してません。

 

セルボタンのスイッチも確かに駄目な状態でしたが

通電しない理由は他にもありそうです。

 

という事で、ここからはプロに頼もう・・・ と思い

いつものバイク屋さんに相談に行くと

「可能な限り自分で原因を探せ!」ということで

サービスマニュアルを貸してもらってきました。

 

同時に「トリッカーの電気周りもおかしい」と相談したら

ほぼ同じ配線構造の「キャブ仕様セロー」のサービスマニュアルも・・・

 

私の忍者は750Rですが、結構な部分で他車種の部品も使っているので

後期型900Rの 始動系統部分の配線図を写真に撮ってきます

 

同じ忍者でも 配線の色が年式によって少し違うので

どの部分がオリジナルなのかを見つつ不具合の原因を探っていきます。

 

修理が私の手に負えないなら もう一度バイク屋さんに相談しますが

元々「親兄弟と言えども、客を紹介するな!」と言われているお店

SRXと同様 自分でやれるところはなるべく自分で直します。

 

やっと取れた正月休み、楽しくバイク修理で終わりそうです。

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