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バイク好きオヤジのひとりごと

65歳まで あと2ヶ月切りました

2023年07月25日 | 日記

私の誕生日は9月前半、つまりあと2ヶ月しないで65歳

年金受給が申請できる時期が近づいてきました。

 

そんな状態で決めなければいけない事といえば

規定どおり65歳から年金受給を開始するか

繰り下げするかどうか?という事と さらに繰り下げの月数

 

最近YouTubeで 年金関係の動画を視聴することが多くなったけど

まず話題になるのは、繰り上げ受給や繰り下げ受給をした場合

何歳で総支給額が逆転するか? という損益分岐点の年齢

 

どの年齢で受給開始しても 損益分岐点は81歳~84歳になるらしい

現在の平均寿命は 男性が約81歳なので

80歳くらいまでしか生きないなら それまで生活できれば充分と

少なくなった金額を繰り上げ受給するという人もいるのは事実です

でも、81歳ってあくまで「計算上の数値」でもあるんです。

 

例えば、10人のグループが存在しているとして

10人のうち1人が0歳で亡くなって、あと9人が何歳まで生きると

平均寿命が81歳になるのか計算すると

81×10=810 0×1=0 810-0=810

810÷9=90

と、実は90歳なんですよね。

これは極端な話だけど 今80歳超えた人が産まれた時期を考えると

乳児死亡率が10%くらいあっても不思議じゃない数値かもです。

 

で、もう少し違った考え方の数値だと 周りを見ると

10人のうち3人が60歳前後で死亡する事は 現実的な話として

あと7人が何歳まで生きると平均寿命が81歳になるのか?

って計算すると

81×10=810 60×3=180 810-180=630

630÷7=90

と、こちらもやっぱり90歳なんですよね。

つまり、年金が受給できる年齢まで生きたら

90歳まで生きるって考えるのが現実的な事って

私は正しいって思うんだけどさ。

 

ということで 我が家は90歳まで生きる事を前提に

夫婦2人の年金受給額と開始年齢を決定するつもりです。

 

で、あとは年金受給額と生活費、そして貯蓄額の関係だけど

公的機関の計算だと

夫=厚生年金 妻=夫の扶養世帯の 年金受給額は月額22万円

つまり、年額264万円

それに対し

無職高齢世帯の平均生活費は月額27.5万円 年額330万円

330ー264=66 年間66万円が不足するので

約30年 年金生活を続けるには

66×30=1980万円で、 貯蓄が2000万円が必要だという話

年金生活を30年続けると 年齢は95歳ってことになるんだけど

上に書いた平均寿命の計算だと非現実的な話じゃないって事です。

 

で、無事に30年生きられると「めでたし、めでたし」って事になるけど

これはあくまでも物価が上昇しないという前提

 

でも実は、もっと違う考え方もあるんです。

例えば、

年金受給年齢を68歳にすると 繰り上げ受給の計算式により

年金受給額が36か月×0.7%=25.2%増えることになります。

その時の年金受給額は 月額22万円×1.252=27.554万円

つまり、計算上の生活費が賄える年金受給額に到達するので

それ以降は年金だけで ずっと生活できる事になります。

 

でも、年金受給までの生活費が必要になるんだけど 3年間だと

年間330万円として 330万円×3年=990万円

65歳時点で2000万円の貯蓄があるなら

1000ー990=1010万円は手をつけずに生活できます。

 

さらに、

貯蓄の2000万円を全て年金受給までの生活費に充てると

6年繰り下げすることが出来 年金受給額は50.4%アップ

月額年金額は 1.504×22=33.088万円となります。

この金額から生活費の27.5万円を引くと 余裕は

33.088ー27.5=5.588万円

年間では

5.588×12=67.056万円で

この金額が余裕(貯蓄が可能)となり、この生活を30年間続けると

貯蓄額が2011.68万円となります。

 

物価上昇のリスクを考えると、少しは余裕も必要でしょう。

 

これは65歳時点での貯蓄が2000万円あるってことが前提だけど

どの生き方をするのかは その人それぞれ

もし我が家だったら(とは言っても全く同じ条件じゃないけど)

迷うことなく 必要範囲で年金受給時期を繰り下げする事を選択します。

 

とりあえず、私はこのまま68歳の手前まで働いて

さらに3年ほど年金受給を繰り下げすれば

私の年金と貯蓄だけでも しばらくは過ごせそう。

女房の年金は繰り下げして、孫達の学費に使おうと考えてます。

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