週末、私がコロナワクチン2回目接種を受ける日に
実家の法事に参加した女房と息子達
ミニカで行って、代わりにパジェロミニを乗って帰ってきてくれました。
このパジェロミニ
標準の15インチホイール+小型トラック用タイヤから
16インチホイール+乗用車用タイヤに交換しています。
ホイールは2000ccクラス用のサイズがぴったり
PCD114.3の5穴 オフセットは46mmと標準と一緒
そのサイズならメーカーを問わず装着可能ですが
どうせなら…ということで ブリジストン製のホイールにしました。
タイヤ幅は
標準が175mmのところ 185mmとワンサイズアップ
ホイール径と偏平率が違うので計算上の直径は33mm小さくなってます。
パジェロミニの標準タイヤ装着時のメーター誤差は ほぼ0
標準のタイヤ直径が661mmなので 約5%小さいことになり
その分、メーター誤差も実速度の5%増しでの表示ですが
一般的な自動車のメーター誤差は スピードの出しすぎを防ぐため
わざと大目に表示される+5~8%くらいに設定されているので
逆にこれで普通になったってところでしょうか?
私が手に入れるんですから もちろん中古タイヤなんですが
ヨコハマゴム製のDNA-ECOS
2019年の32週製造のタイヤなので あと4~5年は大丈夫でしょう。
タイヤ幅を変更すると車体からの「はみ出し」が気になるんですが
計算上の総幅は10mmプラスなので 片側5mm
本当にこれくらいなら、車体からはみ出すこともありませんが
表示サイズより幅広く作ってあるタイヤもあるし、リム幅で違ってくるので
本当に大丈夫なのか?は 実際に履いてみないと判りません。
でも本当に気にしなければいけないのは外ではなくて内側のクリアランス
機械を設計する際、可動部のクリアランス(スキマ)は
最低10mmを確保するのが常識なので
+5mmだし、何処からも擦った音がしないので大丈夫とは思いますが
一応確認しておきます。
自動車って、日本の工業技術なら左右対称に出来てるって思いがちですが
量産品なのでまず左右対称に出来ていることはありません。
私のパジェロミニも左右のクリアランスが少し違っていました。
私のパジェロミニでクリアランスが少なかったのは
左(助手席)前側のコイルスプリング下側受け部
なんと1~2mmほどしかありません。
でも、タイヤとサスペンションが触っていないので大丈夫です。
ちなみに、右側の同じ場所は
これくらい 約3mmってところでしょうか?
左右で同じアングルの写真が無い訳は
スキマが少ない方はスキマを確認出来るように撮れませんでした。
このタイヤ、表示は185ですが6.5インチ幅のリムに履いているし
実際は表示より少し大きくなっているんでしょう
気になっていた内側のクリアランス
自分なりに大丈夫だと確認出来て ひと安心です。
気になる人は3mm厚程度のスぺーサーを入れれば良いと思います。
剛性が高く路面とのグリップ感がいまいちのトラック規格タイヤから
乗用車用タイヤに替えて
タイヤのグリップ感が増したうえに 適度に柔らかいタイヤで
路面の状況やサスペンションの動きが感じられるようになりました。
パジェロミニは前後コイルスプリングのサスペンションが装着された乗用車
板バネサスペンション装着のトラックベースの車体とは違います。
ダカールラリーに出る訳じゃないので、オフロード性能は必要ないし
そもそも、縦置に4気筒エンジンを積んだFRの5速マニュアル車
ほぼ100%舗装路面を走ることを想定している私としては
乗用車として、乗りごごち重視の今の状態で満足しています。