2回で終了すると思っていたのですが、3回になってしまいました。 <その1> <その2> もご覧ください。
◇トマトとラッカセイ◇
・ラッカセイは地表を覆ってトマトの根を守り、ラッカセイはトマトと水分を使い合うので、水分を制御されたトマトは甘くなるそうです。
・この組み合わせは、コンパニオンプランツの中でも、その効果が高いことで知られています。トマトの抵抗性が増す、生育を促進するとの記事もあります。
・今年のトマト栽培は、マルチはせずにトマトの株の周囲にラッカセイを2、3ヶ所植えつける予定です。
・秋におこなうラッカセイの収穫も楽しめます。(下にある写真も参照してください)
◇キャベツとチマサンチュ◇
・キャベツ類は、モンシロチョウ(アオムシ)の被害を受けやすく、ひどい時には、骨だけになってしまうほど食べ尽くされます。モンシロチョウが嫌うのがキク科の植物、その中でもチマサンチュを特に嫌うそうです。
・キャベツの畝に、2、3株おきにチマサンチュを植えると効果があります。チマサンチュも下葉からかいて収穫できます。
・現在、茎ブロッコリーの間にチマサンチュを栽培していますが、昨年よりも被害が少なく助かっています。
◇チンゲンサイとシュンギク◇
・この組み合わせも栽培中ですが、チンゲンサイに虫が来るの少なく、きれいな姿で収穫できて効果が実感できました。
・秋になったら、また混植で栽培する予定です。
◇ソラマメと小麦のバンカープランツ◇
・バンカープランツとは、天敵温存植物・おとり植物などと呼ばれ、天敵を利用して害虫を防ぐ方法です。麦などにたくさんのアブラムシがつき、それを餌にするテントウムシなどの天敵が繁殖し、ソラマメに発生するアブラムシも食べてくれることです。
・天敵を繁殖させる麦などの植物をバンカープランツといい、活用できる主な雑草や野菜類はソルゴー、ヨモギ、オオムギ、マリーゴールド、スカシタゴボウ、イヌガラシ、カラスノエンドウ、ソラマメ、とう立ちホウレンソウといわれています。
・大麦の方が効果的なのですが、昨年から収穫もできる「小麦」にしました。昨年のソラマメは、バンカープランツの効果で、とてもきれいに生長して、たくさん収穫できました。(Top写真参照)
これで3回にわたったコンパニオンプランツの取り組み紹介は終了です。今後は実際の取り組みの中で紹介していきます。(タイトルにはリンクが張ってあります)
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)