私達のまち千里山のある吹田市は、かつては「千里の竹林」で有名でした。季節には竹の子がたくさん採れ、京都や大阪の料亭などに出荷されて、上物として賞味されたと言われています。
しかし近年は宅地開発の波におされて、その面積は公園など20ヘクタール程になってしまいました。千里山もマンションが建ち並ぶ間に、ひっそりと残されているだけです。
この千里を代表する竹林を間伐整理し、ふるさとの自然を後世に残していこうとボランティア・グループが設立され、様々な人達との交流を拡げながら、楽しく活動をしておられます。子供達との竹細工・竹炭作り・竹とんぼ遊びに興じた後で、竹のお椀でぜんざいを試食したり、「フィリピン・ダンス・カンパニー」を招いてバンブータンスを踊り国際交流をされたり、初冬には北千里高校のみなさん等と共に、「千里の竹あかり」のイベントに参加し、竹筒を配置し水を注いだり、ろうそくを浮かべ火を灯す作業を行いました。
僕は以前インテリアデザイナー協会の友人達と、竹炭を使ったインテリア・アイテムのグループ展をする事になり、作品づくりの素材を分けて頂く目的で、彦坂利久さんにお電話をさせて頂いたことがあります。その時は自分がイメージしていた大きさの竹炭が無くて、お訪ねする機会は無くしてしまいました。又、僕は母の実家が徳島県阿南市の新野という竹の子の名産地で、子供の頃はよく伯父達が早掘り竹の子を掘るのを面白く眺めていたものです。
「千里竹の会」には千里山.NETもこれから何かご縁がありそうな気がします。
・竹林の写真 :「アサヒわいわい関西」■残したい地元遺産(2回目)より
・ABC「WEBニュース」・吹田市緑化公園室・すいた市民環境会議
お蔭様でコメントを発信出来、感激です。
「千里竹の会」とご縁が出来れば「千里山まちづくり」の展開にも幅が広がり楽しくなるでしょうね。
そうですネ。「千里竹の会」とか「吹田メダカの会」「千里ヒメボタルの会」などたくさんの有志の方達と交流をしていければ楽しいと思っています。「まちづくり」も「千里山.NET」も‥‥。