現在、梅田の紀伊國屋書店でフランス製のノート「モレスキン」の展示キャンペーンが行われています。知的生産に関するノウハウやツールなどの出版ブームもあり、そのような書籍コーナーも隣に併設されています。
掲げられた解説パネルによりますと、「モレスキン」はゴッホやピカソそしてヘミングウェイなど世界の芸術家や文豪に愛用されたノートで、しっかりした紙表紙付きで角が丸められ、ゴムバンドで閉じることができる独特のスタイルで知られています。フランスの田舎にある小さな製本工場で誕生し、その後1980年代に一度製造が跡切れましたが1997年復刻されて現在に至ります。
その伝説的な知名度と、シンプルで機能的なデザイン性も好まれ、ノートにしては高価格だと思われますが根強いファンがいます。最近ではダイアリーや世界の都市ガイドマップなどが付いたものなど、現代風の新しいタイプの商品開発も行われています。
今回の展示キャンペーンでは、実際に使い込まれた大阪の一般ユーザーのノートも幾つか並べられ、それぞれの個性溢れる使い方を興味深く見ることができました。
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