今朝未明に行われたサッカー・ワールドカップ1次リーグ最終戦は、日本代表が再び強豪スペインに逆転勝利(2-1)し、決勝トーナメントに1位通過で進出しました!
第2戦のコスタリカに破れ(1-0)、日本中に諦めの雰囲気が漂いましたが、逆に選手の中ではスペインに勝つしか無いという強い気持ちが芽生え、チームが団結するというメンタルの不思議に繋がっていったのでしょうか。
振り返ればコスタリカとの敗戦があったから、1次リーグ「死のE組」を勝ち抜けたと言えるのかも知れません‥‥。
コスタリカ戦の後半で1点を与える大きな要因となったのは、DF吉田選手のクリアボールに対する判断ミスでした。長年、日本代表の中心的DFとしてまた主将として活躍してきた吉田選手に、こんな終わり方をして欲しく無いと感じていましたが、この試合で最後まで厳しいスペインの攻撃を間一髪で凌ぎ、GK権田選手を含めて良く防いでくれました。吉田選手もより嬉しくホッとしていることでしょう (^-^)
逆転の基点(アシスト)となった三苫選手のゴールライン切りぎりのプレーですが、これまでであれば残念ながらラインを割ったと判断されたかも知れません。しかし、今大会で導入されたIT技術による精密なVAR判定により、ボールの僅か数ミリがラインに掛っていたことで、これに合わせた田中選手の値千金のゴールが認められました!
宇佐見選手のTV解説を聞くと、三苫選手は間に滑り込んできた前田選手に当らないよう、咄嗟の判断でボールの上側を叩き付けバウンドさせていたそうで驚きます。
ワールドカップ予選において「ドーハの悲劇」と語り継がれた地で、初戦で強豪ドイツに勝ち「ドーハの歓喜」と言われました。「ドーハの奇跡」は優勝しか無いと想っていましたが、三苫選手のアシストのVAR(写真拡大)が「ドーハの奇跡」に見えてきました (笑)
【写真:日刊スポーツWEB「日本の決勝点は紙一重『ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー』1ミリの境目」より】
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