続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

エプロン(前掛け)

2011-01-13 06:58:30 | 漫画
 四十年近く、エプロンとの縁は切れない。
 きれい好きというのではなく、むしろその反対かもしれない。
 無頓着ゆえに、汚してしまう。

 汚さないように毅然と家事をこなすという姿勢に欠けている。いつも何か、心ここに在らずの浮ついた気持ちでいるから。

 それでも少しは気を使って、元気のないときには「黄色/レモンイエロー」のエプロンをと、お気に入りの生地を10メーターも買って何枚も手作りしたこともある。
 手作りのエプロン・・・そう、軽く百枚を越えるほど作ったけど、今残っているのは数枚。
 ある日、廉価のエプロンに負け、既製品に頼る昨今ではあるけれど・・・。

 考えてみると、わたしの人生は《エプロンと共にある》といって過言ではないかもしれない。

Re『武蔵野』168。

2011-01-13 06:50:50 | 国木田独歩
落葉をふむ自分の足音ばかり高く、時に一羽の山鳩あわただしく飛び去る羽音に驚かされるばかり。

 落葉自分足音高時一羽山鳩飛去羽音驚

☆絡(すじみち)の要である字を部ける則(きまり)は、隠れた考えである。
 辞(言葉)に溢れている話に、算(見当をつけ)、究(つきつめる)。
 秘(人に見えないように隠す)に拠る話は、隠した胸(心の中)にある。

『城』352。

2011-01-13 06:32:58 | カフカ覚書
 Kは、窓べりの床几に腰をおろすと、今夜はここに泊めてもらうが、それ以外はいっさいこの家族の世話になるまいと決心した。

 窓べりの床几/Fensterbank→Finster bang/(天)食、不安。
 腰をおろす/setze・・・仮定する。
 家族/Familie→Fimmmel/気違いぢみた考え(荒唐無稽な考え)
 世話になる/Dienst→Dynast/統治者。
 dort・・・来世。

☆(天)食の不安を仮定すると、来世は漆黒であり、荒唐無稽の考えを、統治者に要求しないと決心した。
 
《もう一つの世界(来世)・・・生死の出入り口は、(天)食・・・皆既日食・皆既月食にあると考えて作品を構成しているように思う》