続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

月とわたし。

2011-01-25 07:16:07 | 漫画
 月が好きである。
 月とわたし・・・当然のことながら遮るものなく一直線に結ばれている。

 考えるに、わたしは陰性なのだろうか。
 至福をもたらしてくれる太陽、すべからく恩恵を受けている。

 けれど、太陽を仰ぐとき、万人の太陽である太陽は、当然のことながら万人を照らしている。

 その点、月は夜空に輝く常として、世界の景色は闇に消去される。街は明るすぎるけれど、それでも、月より上には存在しない。
 わたしは震撼として、神々しい月を仰ぐ。神代の昔から人がそうして来たように仰ぎ見て心を鎮めている。

Re『武蔵野』180。

2011-01-25 07:07:08 | 国木田独歩
其処で自分は夏の郊外の散歩のどんなに面白いかを婆さんの耳にも解るように話して見たが無駄であった。

 其処自分夏郊外散歩面白婆耳解話見無駄

☆鬼(死者の魂)を描く。
 字や文の化(形、性質を変え別のものにする)の考え、我意である。
 算(見当をつけて)部/区分けしたものが、綿/続いていく。
 場(場所、空間)の界(教会)の輪(中空の円)に、博/大きく広がっている。
 現われる夢を拿/つかまえる。

『城』364。

2011-01-25 06:42:13 | カフカ覚書
「この人がおのぞみなら、そうしてあげるがいいや」
 Kは、この同意の言葉を聞いて、あやうく自分の願いを撤回すると言いだしそうになった。

 おのぞみなら/wunsch→wusten/荒れ果てる、放縦な生活。
 Fast→Feste/要塞。
 願い/Bitte→wittern/(危険、裏切りなどを)嗅ぎつける。
 撤回する/zuruckziehen→zuruckzucken/はっとして飛び退く。

☆「この人が荒れ果てているのは・・・」Kはこの同意に要塞を抱いていた。
 自分が(危険を)嗅ぎつけたことに、はっとして飛び退いてしまった。