続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

増殖する物。

2011-01-28 07:09:14 | 日常
 質素倹約を旨とする・・・ていうか貧民生活のわたし。
 なのに、増えていく物、物、物。

 処分・・・思い切って処分・・・したはずなのに、なんで、何でこんなに棚が詰まるほどになるのか・・・。

 さりげなく新参物(?)を、とりあえず棚に片付ける。

 そして「あらっ、窮屈で入らないわ」と、改めて点検、処分。
 なのに再び・・・。

 山頭火のように、茶碗と箸があればいいというほどの生き方を指標にしている。他人から見れば質素すぎるわが家、それでも物は増え続けている。

 物を手に入れる・・・自分のものにするという所有欲・・・。
 
 もしもわたしが死んだら、「何もかも全部捨てて頂戴」と頼んではいる。

 しかし、最近聞くところに因ると、処分には相当な金額が掛かるらしい。
 50万円とも100万円とも聞く数値の高さに驚愕し、少しでも遺族の負担を減らそうと、すでに向こう(あの世)の人間になりきって片づける決心をしている。

 それなのに鈍る怠慢・・・未練?執着?

 ああ、人間の業の深さよ!

不意に・・・。

2011-01-28 06:45:18 | 漫画
 事故というものは不意に起きる、誰も予想しない予期せぬことを事故というのかもしれない。

 バスを降りてわたしの前を歩いている年配のご婦人、「あらっ」という間もあらばこそ・・という感じで突然転倒。
 一緒に歩いていた人もただただ呆気にとられて呆然。
「大丈夫ですか」近寄って声をかけたけど本人も茫然自失、立ち上がれない。
 近くで目撃していたお兄さんが急遽抱き上げて起こしてくれたけど、身体に力が入らない様子。

 少し落ち着くと、その人は
「どうして、何につまづいたんだろう」振り返りながら、ぽっつり言った。

「ああ、つまづいたんですか。では体調が悪くてということではないんですね」とわたし。

「あら、メガネが・・・あらっ、靴も・・・、バックは?」
 
 突然、何が彼女をそうさせたのか・・・、つまづくようなものは見当たらなかった。
 意識を喪失したかのように、バッタリ倒れたのである。

 幸いたいした怪我は無かったように見受けられたけど・・・。

 明日どころか、今何が起きるかわからないのが生きて在るものの宿命・・・平穏であることに謹んで感謝したい。

Re『武蔵野』183。

2011-01-28 06:32:44 | 国木田独歩
この溝の水は多分、小金井の水道から引たものらしく、能く澄でいて、青草の間を、さも心地よさそうに流れて、おりおりぼこぼこと鳴ては小鳥が来て翼をひたし、喉を湿おすのを(待ているらしい。)

 溝水多分小金井水道引能澄青草間心地流鳴小鳥来翼喉湿

☆考えを推/推し量る。
 他の部(分けた)章(文)の根(物事のもと)の意(考え)を遂/やりとげる。
 同じ音に納め、聴くことで整う想いが現われる。
 真の字の縷/細く連なっているのを明(はっきりさせ)、照(照らし合わせる)帳(ノート)を頼りに翌(次)の考えを質/問いただしていく。

『城』367。

2011-01-28 06:11:03 | カフカ覚書
そのくせ、自分の願いを納得してもらえそうな理由は、てんで考えだそうともしない。

 願い/Bitt→Vita/生活、履歴、伝説。
 理由/Grund→Glanz/輝き。

 そのくせ、存在(に関わる)の伝説を理解してもらえそうな輝きは見だそうともしなかった。