続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

お裁縫。

2015-04-07 06:50:56 | 今日の一枚。
 わたしの場合、だいたいが〔お絵かき〕〔お裁縫〕と言った手習いのレベルである。
 それでも縫っていると必ず出来上がるし、寸法などもあまり細かく計算しないで行き当たりバッタリ自分に合うように作るので、不恰好この上ないけれど、着易いという利点がある。
 ちなみにこの二点は半月ばかりの時間で縫い上げた。「時は服を仕立てる」という感じでいつの間にか出来上がるからそれなりの愉しみ。自己満足の噴飯物かもしれない。

『冬のスケッチ』76。

2015-04-07 06:40:54 | 宮沢賢治
二七         *

     私は線路の来た方をふりかへって見ました。
    そこは灰色でたしかに 死にののはらにかは
    っていたのです。闇もさうでしたしかれく
    さもさうでした。


☆詞(ことば)を旋(ぐるぐる回すと)、露(実態が表へ出てくる)という法(やり方)を兼ねている。
 開いた私記は試(こころみ)の案(考え)である。

『城』1930。

2015-04-07 06:29:54 | カフカ覚書
あなたがきょう、わたしを知るまではこの土地に来て途方にくれていた、とおっしゃったとき、わたしは、ほんとうにびっくりしましたわ(と言っても、そのときはなんの気もなしにびっくりしただけで、べつにふかい理由があったわけではないのですが)


☆あなたが現今、先祖の汚点を知る前に、ここに来て迷っていると言ったとき、わたしはほんとうに驚いてしまいました。単に禁錮の無情に深い原因があっただけではなかったのですから。