ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

虹彩でわかること・・・臨床連載―46

2005-09-02 11:59:07 | 診断即治療と虹彩学

     虹彩分析図≪無断使用禁止≫



虹彩分析でわかる主な範囲は、以下のようなものです。
「虹彩学で病名がわかる」ということはありません。

1. 体質の強弱と病気の予兆
2. 好んで食べた食物
3. 系統的な臓器器官の強弱
4. 炎症とその位置
5. ある種の薬品投与の経歴
6. 過去の病因と修復の有無
7. 病気の根本的な原因
8. 病気の根本的な治療方針

虹彩で分析できない事柄は、
1. 特定の栄養素の過不足
2. 現時点での病名や妊娠の有無
3. 過去の手術や怪我
4. 精神的な障害
5. 慢性的な骨格系の障害
6. 余命

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風が吹けばおけ屋が儲かる?!:原油相場ー学校で教えてくれない経済学

2005-09-02 09:13:01 | 経済学
 風が吹けばおけ屋が儲かる?!

 広辞苑を広げてみると、風が吹くと砂ぼこりが出て
盲人が増える。盲人は三味線を弾く。三味線に張る
ネコの皮が要るので猫が減る。ネコが減るとネズミが
増える。ねずみが増えるとおけをかじる。それでおけ屋が
繁盛すると書いてあった。

 ハリケーン・カトリーナは昨年のハリケーン・イワンより
被害が大きくなるかもしれないとのうわさが全米に流れて、
現在3ドル近いガソリンがガロン4ドルまで値上りするのでは
ないかと一部の州で騒いでいると今朝のWSJ電子版が伝えていた。

 石油の値段は、1バレルあたり70ドルとバレルという単位を使う。
Barrel(バレル)とは樽である。樽をドラム缶と置き換えて見たら
多少身近に感じられるかもしれない。

 ハリケーンが吹いて樽ならず石油メーカー、産油国は
儲かる図式である。彼らはもうかって儲かって笑いが
止まらないであろう。

 石油メーカーエクソンモービルの株価は昨日、NY市場で
1.74ドル3.5%値上りした。

 キャタピラー社の株価は、1.41ドル1.8%値上りした。
ハリケーンで深刻な被害を受けたメキシコ湾岸地帯の復興需要が
当社の業績を支援するというのが材料のようだから、まさに
風が吹けばおけやが儲かるを地で行く恰好だ。

 石油の値段は一体どこまで上がるのか?

 ガソリン価格はどこまで上がるのか?

 米国は世界のガソリンの50%を消費しているが、
カトリーナ来襲のお蔭で、現在3ドル近いガソリンが
ひょっとすれば、4ドルまで行くかもしれないとか、
ガソリンが買えなくなると困るからルイジアナから
隣のテキサスまで、ガソリンを買いだめする話が
ようやく出始めた程度である。

 米国人が全州でドライブを減らすとか、暖房を
控えるような話は今のところ表面化していない。

 米国経済は、ここ一年で短期金利が1%から年3.5%へ
上がってもまだ低金利と受けとめているのだろうか。
 
 10年物国債の利回りが4%そこそこで低位安定しているから、
10年物国債の利回りに連動する住宅ローン金利の恩恵を受けて
いる面が大きいようだ。

 もしであるが、長期金利の低位安定が続くのであれば、
住宅バブルの恩恵を受ける。急激な景気後退がなければ
原油高騰を米国経済は全体としては飲み込んでいくの
かもしれない。

 値段は需要と供給で決まる。

 需要が安定して続き、供給に限界があるかぎり
値段は限りなく上がるのが経済の道理である。

 石油をかじるネズミがいる限りおけ屋は儲け
続けることが出来るだろう。

 70ドル、80ドル、90ドルといかないまでも、70ドルとか
75ドルの高値でここ2~3年は続きそうだと見る専門家は
意外に多い。

 中国では石油を節約しその分石炭を増やすよう国際相場を
無視した特別価格で国内政策として石炭消費を奨励しているから
多少は中国での原油消費にブレーキがかかるかもしれない。

 その反面、中国の空は煤煙でますます黒くなり、中国人は
汚い空気を吸わされ、汚れた水を飲まされていると
Busiess Week誌が先日報道していた。

 米国でも一部の州ではガソリンアップのため他の買物を
控えたとか少しでも安いガソリンを買い始めたとか、
ドライブを減らす動きも多少は出てきているとも伝えている。

 ノースカロライナ州シャーロットでは、多くのガソリンスタンドが
夜は店を閉めている。

 48歳のSteveCliffordさんお話をWSJ電子版は紹介している。

 「開けているガソリンスタンドを見つけたら飛び込んだ。
明日、ガソリンがガロン4ドルになる。ガスが止まると聞いた。
仕事から一端帰宅し、ワイフにグッバイのキスをしたあと、
ガスを入れにすぐ出かけるんだ。」と話していたとレポートを
結んでいた。

 風が吹けばおけ屋が儲かる?!

 日本でも少しずつ原油高騰の危機感が出はじめたようだが、
まだまだどこ吹く風のひとが多い。

 その典型が政治家である。政治家は国民の雛型だから
国民が政治家をとがめない限り日本では危機感など
生まれるはずはないだろう。

 日本ではいま、総選挙真っ最中であるが、各政党のマニフエスト
にも具体的な日本の将来のエネルギー対策は書かれていないから
寒々しい限りである。

 自分の健康は自分で守る。

 自分の経済は自分で守る。

 他人事では済まされまい。(了)
 

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