今年最後の 実践塾と運命学 で、幕開けは「運命学」(テーマは虹彩と歯と四柱推命)から始まりました。
虹彩に現れたサインが、歯型とも生年月日とも一致するというのは、偶然でもなければ不思議でもない。
それは、虹彩や歯は個々に独立しているのではなく、全体としてのつながりがあるからで、虹彩分析をしても、歯型をとっても、生年月日を観ても、その人の人生の流れがわかるということなのです。
運命学が終わってから、歯科医の先生が解説を入れてくれましたが、「その洞察力には感服する」と話していたのが印象に残ります。
ただ、次回からは執筆準備のために「運命学講座」はお休みになり、臨床実践塾だけになります。
運命学が済むと、30分休憩が入り「臨床実践塾」をするのですが、今回から「脳」が関係する角度の分析説明だけに、極力わかりやすいような解説にしたいと思い、準備にはちょっと苦労した。
発生学や生理解剖の本を読み返しながら、毎日の臨床で撮影した虹彩から適合する虹彩を選び、バーナード・ジェンセン博士の本も参考にしながらテキストを準備してきたのですが、脳と臓器の絡みがあるので、やっぱりわかりにくかったかも知れない。
実技の時間には、下合穴の「七星論による理論と検証実験」をしたのですが、これは喜んでもらえたのではないかと思う。
何故なら、下合穴に関しては霊枢『邪気蔵府病形篇第四』を参考にすると、
・ 邪気が人を侵すには一定の法則があるのではない。
・ 邪気は前腕や下腿から侵入するが、邪気を受けても必やずしも発病するとはかぎらない。
・ 邪気が五臓に及ぶとは、内因、外因、不内外因とうが重なるとき。
・ 人体の十二経脈は、みな顔面に注がれ、色と脈は互いに応じるので、治療は五色や五脈とそれに応じた疾病の様子を確定することから始める。
・ 色、脈、尺膚を総合して運用することができれば、診断が確実になり、それを上工と呼び、上工は十人中九人まで治すことが出来、二種の診断方法を運用することが出来れば中工と呼び十人に七人まで治すことが出来、一種の診断方法だけなら下工と呼び、十人中六人しか治せない。
・ 緩、急、小、大、滑、濇の脈状は、心脈、肺脈、肝脈、脾脈、腎脈でそれぞれの病状が違う。
・ 五臓の病変が表す脈状に針を刺す方法は、寒邪、熱、気の有余で血不足、気血の不足、陽が盛んで熱、於血で気が虚で寒等に合わせて行う。
・ 合穴の脈気は深いところにあるので内府の病気を治療でき、陽明胃経の合穴は三里にあり、陽明大腸経は胃経の巨虚上廉で合し、太陽小腸経は巨虚下廉で合し、少陽三焦経は委陽で合し、太陽膀胱経は委中で合し、少陽胆経は陽陵泉で合す。
・ 大腸の病状は胃と密接な関係があるので、胃経の上巨虚で治療し、胃の病状は足の三里で治療し、小腸の病変は胃経の下巨虚で治療し、三焦の病があれば委陽穴を用い、膀胱の病状は委中を取るべきで、胆の病状は陽陵泉を取って鍼で治療します。
というようなことが書かれていますので、大腸経や小腸経が胃経と密接な関係にあるのは、何となくわかる。
しかし、それを七星論に当てはめてみると、もっと明確な答えを出すことができ、上巨虚と下巨虚の間にある「条口」を、三焦経の合穴として使うことも出来るので、それを実験で示したからです。
今年最後の臨床実践塾ですので、終わってから忘年会をしました。
忘年会でも面白いことがありましたので、ここに書くとなが~くなってしみますので、稿を改めることにします。(^o^)
虹彩に現れたサインが、歯型とも生年月日とも一致するというのは、偶然でもなければ不思議でもない。
それは、虹彩や歯は個々に独立しているのではなく、全体としてのつながりがあるからで、虹彩分析をしても、歯型をとっても、生年月日を観ても、その人の人生の流れがわかるということなのです。
運命学が終わってから、歯科医の先生が解説を入れてくれましたが、「その洞察力には感服する」と話していたのが印象に残ります。
ただ、次回からは執筆準備のために「運命学講座」はお休みになり、臨床実践塾だけになります。
運命学が済むと、30分休憩が入り「臨床実践塾」をするのですが、今回から「脳」が関係する角度の分析説明だけに、極力わかりやすいような解説にしたいと思い、準備にはちょっと苦労した。
発生学や生理解剖の本を読み返しながら、毎日の臨床で撮影した虹彩から適合する虹彩を選び、バーナード・ジェンセン博士の本も参考にしながらテキストを準備してきたのですが、脳と臓器の絡みがあるので、やっぱりわかりにくかったかも知れない。
実技の時間には、下合穴の「七星論による理論と検証実験」をしたのですが、これは喜んでもらえたのではないかと思う。
何故なら、下合穴に関しては霊枢『邪気蔵府病形篇第四』を参考にすると、
・ 邪気が人を侵すには一定の法則があるのではない。
・ 邪気は前腕や下腿から侵入するが、邪気を受けても必やずしも発病するとはかぎらない。
・ 邪気が五臓に及ぶとは、内因、外因、不内外因とうが重なるとき。
・ 人体の十二経脈は、みな顔面に注がれ、色と脈は互いに応じるので、治療は五色や五脈とそれに応じた疾病の様子を確定することから始める。
・ 色、脈、尺膚を総合して運用することができれば、診断が確実になり、それを上工と呼び、上工は十人中九人まで治すことが出来、二種の診断方法を運用することが出来れば中工と呼び十人に七人まで治すことが出来、一種の診断方法だけなら下工と呼び、十人中六人しか治せない。
・ 緩、急、小、大、滑、濇の脈状は、心脈、肺脈、肝脈、脾脈、腎脈でそれぞれの病状が違う。
・ 五臓の病変が表す脈状に針を刺す方法は、寒邪、熱、気の有余で血不足、気血の不足、陽が盛んで熱、於血で気が虚で寒等に合わせて行う。
・ 合穴の脈気は深いところにあるので内府の病気を治療でき、陽明胃経の合穴は三里にあり、陽明大腸経は胃経の巨虚上廉で合し、太陽小腸経は巨虚下廉で合し、少陽三焦経は委陽で合し、太陽膀胱経は委中で合し、少陽胆経は陽陵泉で合す。
・ 大腸の病状は胃と密接な関係があるので、胃経の上巨虚で治療し、胃の病状は足の三里で治療し、小腸の病変は胃経の下巨虚で治療し、三焦の病があれば委陽穴を用い、膀胱の病状は委中を取るべきで、胆の病状は陽陵泉を取って鍼で治療します。
というようなことが書かれていますので、大腸経や小腸経が胃経と密接な関係にあるのは、何となくわかる。
しかし、それを七星論に当てはめてみると、もっと明確な答えを出すことができ、上巨虚と下巨虚の間にある「条口」を、三焦経の合穴として使うことも出来るので、それを実験で示したからです。
今年最後の臨床実践塾ですので、終わってから忘年会をしました。
忘年会でも面白いことがありましたので、ここに書くとなが~くなってしみますので、稿を改めることにします。(^o^)