ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

昨日の臨床実践塾と運命学

2007-12-03 12:47:10 | 情報や案内及び雑談
今年最後の 実践塾と運命学 で、幕開けは「運命学」(テーマは虹彩と歯と四柱推命)から始まりました。

虹彩に現れたサインが、歯型とも生年月日とも一致するというのは、偶然でもなければ不思議でもない。
それは、虹彩や歯は個々に独立しているのではなく、全体としてのつながりがあるからで、虹彩分析をしても、歯型をとっても、生年月日を観ても、その人の人生の流れがわかるということなのです。




運命学が終わってから、歯科医の先生が解説を入れてくれましたが、「その洞察力には感服する」と話していたのが印象に残ります。

ただ、次回からは執筆準備のために「運命学講座」はお休みになり、臨床実践塾だけになります。


運命学が済むと、30分休憩が入り「臨床実践塾」をするのですが、今回から「脳」が関係する角度の分析説明だけに、極力わかりやすいような解説にしたいと思い、準備にはちょっと苦労した。



発生学や生理解剖の本を読み返しながら、毎日の臨床で撮影した虹彩から適合する虹彩を選び、バーナード・ジェンセン博士の本も参考にしながらテキストを準備してきたのですが、脳と臓器の絡みがあるので、やっぱりわかりにくかったかも知れない。




実技の時間には、下合穴の「七星論による理論と検証実験」をしたのですが、これは喜んでもらえたのではないかと思う。

何故なら、下合穴に関しては霊枢『邪気蔵府病形篇第四』を参考にすると、
・ 邪気が人を侵すには一定の法則があるのではない。
・ 邪気は前腕や下腿から侵入するが、邪気を受けても必やずしも発病するとはかぎらない。
・ 邪気が五臓に及ぶとは、内因、外因、不内外因とうが重なるとき。
・ 人体の十二経脈は、みな顔面に注がれ、色と脈は互いに応じるので、治療は五色や五脈とそれに応じた疾病の様子を確定することから始める。
・ 色、脈、尺膚を総合して運用することができれば、診断が確実になり、それを上工と呼び、上工は十人中九人まで治すことが出来、二種の診断方法を運用することが出来れば中工と呼び十人に七人まで治すことが出来、一種の診断方法だけなら下工と呼び、十人中六人しか治せない。
・ 緩、急、小、大、滑、濇の脈状は、心脈、肺脈、肝脈、脾脈、腎脈でそれぞれの病状が違う。
・ 五臓の病変が表す脈状に針を刺す方法は、寒邪、熱、気の有余で血不足、気血の不足、陽が盛んで熱、於血で気が虚で寒等に合わせて行う。
・ 合穴の脈気は深いところにあるので内府の病気を治療でき、陽明胃経の合穴は三里にあり、陽明大腸経は胃経の巨虚上廉で合し、太陽小腸経は巨虚下廉で合し、少陽三焦経は委陽で合し、太陽膀胱経は委中で合し、少陽胆経は陽陵泉で合す。
・ 大腸の病状は胃と密接な関係があるので、胃経の上巨虚で治療し、胃の病状は足の三里で治療し、小腸の病変は胃経の下巨虚で治療し、三焦の病があれば委陽穴を用い、膀胱の病状は委中を取るべきで、胆の病状は陽陵泉を取って鍼で治療します。

というようなことが書かれていますので、大腸経や小腸経が胃経と密接な関係にあるのは、何となくわかる。
しかし、それを七星論に当てはめてみると、もっと明確な答えを出すことができ、上巨虚と下巨虚の間にある「条口」を、三焦経の合穴として使うことも出来るので、それを実験で示したからです。





今年最後の臨床実践塾ですので、終わってから忘年会をしました。
忘年会でも面白いことがありましたので、ここに書くとなが~くなってしみますので、稿を改めることにします。(^o^)


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有明海雲仙普賢岳を望む

2007-12-03 08:28:47 | スケッチ



有明海雲仙普賢岳を望む

江嵜企画代表・Ken



合繊メーカーK社の異業種交流研究会が、福岡市内の
山の上ホテルで140数名を集めて開かれたが、講師の
一人として参加できたことは幸いだった。

研究会の前日、友人のTさんが、熊本県長洲港からフエリーに
乗り有明海を介して、雲仙普賢岳を見せてくれた。

普賢岳と聞けば、平成7年(1991)6月、大火砕流が島原市を襲い、
マスコミ関係者、消防団も巻き込み、住民含め43名の死者行方
不明者を出した悲惨な災害が想い出される。

雲仙普賢岳は、寛文3年(1663)噴火のあと、寛政4年〈1792)、
眉山が大噴火し、1万5千名の犠牲者を出した。今回は平成2年
からの噴火で、200年ぶりの大噴火となった。

日本列島はいま、火山活動が活発化する周期に入ったそうだ。
大地震も何時起こってもおかしくないと、専門家は繰りかえし
発言している。にもかかわらず、日本人は、自分に限って大丈夫だと、
思い込む、不思議な民族のようだ。

この日の有明海は穏やかで、遠景にかすむ、左から眉山(まゆやま)、
平成新山、普賢岳と続く山並みを、フェリー第十有明丸の船上から
スケッチした。

今年の有明海は例年より温かく、海苔の、俗に言う、種付けの時期が
昨年より2週間遅れたと、途中、表敬訪問した海苔網メーカーのD社で
教えていただいた。

今回の講演のテーマは、「2008年、原油・為替・金利はどうなるか」
だった。

各論では、①サブプライムローン問題は長引くこと、②0.5%という
異常に低い日本の金利が世界の金融市場のかく乱要因になる、
③運用にこと欠いた郵政公社が巨額の外債投資を余儀なくされて
いること、④100ドル原油のもと、みなが飛び込めば飛び込む、
日本人の特性が、値上げラッシュを招くこと、⑤北京オりンピック
以降の反動懸念など問題が山積している。

特に、値上げに対する免疫力〈抵抗力)を付けて、波乱が予測される
2008年を、健康に十分留意して、是非とも乗り切って欲しいと話した。

16年前、雲仙普賢岳では悲惨な経験をした。金融の世界とはいえ、
サブプライムローン問題が震源となり、日本人が火砕流に巻き込まれない
保証はどこにもない。(了)

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