ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米消費者物価指数上昇の波紋ー学校で教えてくれない経済学

2007-12-16 17:29:10 | 経済学
 11月の米消費者物価指数が、10月対比で0.8%,年ベースで、4.3%上昇と、予想外に高い伸びを示していたことで、様々な憶測が米国で生まれている。エネルギー価格の前月比5.7%上昇が大きく影響している。

データ発表を受けて、米株式市場は、「売り」で反応した。為替市場は、利下げが遠退くと見て、ドルに対して、「買い」で反応した。原油相場は、ドルが「買い」なら、原油は、「売り」で、単純に反応したところが、面白い。

 ところで、今朝のWSJ紙に、前FRB議長のグリーンスパン氏が、テレビインタビューで、「今回のデータが出たことで、金融政策で、自分が過去経験したことがない、厄介な環境になった」と語ったと紹介している。

 エコノミストや米FRBは、消費者物価指数全体の政策判断の材料に使わない。エネルギーと食料を除いた、俗に言う、コア指数で判断するが、コア指数は0.3%増で、年率に換算すれば、政策当局が、目安として使っている、年1.5% ~2.0%の許容範囲である。

グリーンスパン氏は、「食料品価格は、中国その他開発途上国の経済発展に伴って、長期的需要の拡大に伴い、値上がりする。原油の供給について、当初予期した以上に、ピークの山が低く、かつ早期に訪れる。」と話して、コア指数引き上げにつながると示唆した。

日本に住んでいると、こういう話は、テレビでも新聞でもほとんど紹介されない。何かといえば、米国では、亡霊のように、グリーンスパン氏が登場するのは、気になるが、この手の話題に、日本では、マスコミも含めて、関心が薄いのはどうしたことであろうか。

日本は、資源のほぼ100%輸入に依存している。原油しかり食料しかりである。機嫌よく豆腐を食べているが、原料の大部分は輸入大豆である。牛肉や鶏肉を食べているが,飼料はほとんど輸入である。近い将来、餌代が払えない農家が続出して来るのが目に見えている。

今朝のWSJ紙は、グリーンスパン氏以外でも、米調査会社、Global Insight,エコノミスト、Kenneth Beauchein氏は、「11月の米消費者物価指数の上昇は、エネルギー価格の上昇が、消費者物価をこの先数ヶ月、乱高下させる兆しである。」と話している。米国では11月の鉱工業生産指数は、0.3%増加した。アパレル価格、医療費も上昇している。

米FRBは、先のFOMCの会合では0.25%の利下げに留め、追加利下げに余地を残したとされている。しかし、11月の消費者物価指数は、当局の選択肢を一段と狭めそうだ。ところで、肝心の日本はどうか。金融政策とは、全く無縁の、0.5%の深海魚である。(了)

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流行る店のヒント

2007-12-16 09:52:01 | 情報や案内及び雑談
ヒロ歯科さんと今年の4月と6月にコラボレーションをしてから、持論の人体惑星理論が科学的な方向に発展してきた気がする。

六然社の忘年会が済んだ翌日、ヒロ歯科さんで歯型の写真を撮らせてもらうことになっていたので、ホテル近くの喫茶店でコーヒーを飲んでから出かけることにした。

時間は10時ごろだったと思いますが、月曜日だというのにお客さんはまばら。
・・・流行ってないのかなー?




スタッフは男性だけで、コーヒーは専門店なので、美味しかったですよ。




テーブルに置かれたメニューには、「珈琲一杯でパンとたまごが食べ放題」と書かれていた。
パンはいいとして、たまごはそんなに食べられないだろう、と考えながらお客さんが少ない理由を考えてみた。

画像クリックで、サイドメニューが拡大されます。
 


① お店のイメージは悪くない
② コーヒーの味も悪くない
③ パンやタマゴも食べ放題
④ スタッフの応対も悪くない
⑤ 値段も高くない

皆さんわかりますか?
朝の喫茶店というのは、サラリーマンが多いもので、女性は少ないのが一般的。
パンやタマゴが食べたくて喫茶店に行く人もいますが、多くはリラックスしながら仕事の計画などを立てるために行くのです。

男性はヒゲが伸びてなくても、ゴツゴツした感じは残るもので、スタッフが男性ばかりの喫茶店だと、どうしても硬いイメージになってしまう。
それではリラックスできません。

歯科医の歯科衛生士さんが女性だから、少しの安らぎがあるのです。
歯科医も歯科衛生士も男だけなら、歯医者なんて怖くて行けない。(笑)

わかりますかねー、朝の流行る喫茶店というのは、多くが若い女の子がウェイトレスをしています。
たったこれだけで、店は流行るのです。

私が見てきた流行る喫茶店というのは、コーヒーの味はその次なのです。
薄化粧の若い女性がコーヒーを運んできたなら、インスタントコーヒーでも、「ここのコーヒーは上手いですねー」なんて言いながら飲むんじゃないかと考えるほどなのです。ヾ(^∇^)♪

鍼灸院でも一緒です。
電話で問い合わせしてくる方のためにも、できれば女性スタッフが一人は居て欲しいものです。
年齢ですかァ?・・・鍼灸院なので問わなくてもいいです。

治療は腕だけではないのです。
患者さんの立場から考えて、「何らかの不安がある」と思えた場合は、そこを改善する必要もあるのです。

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