EWACHOR第55回定期演奏会風景
江嵜企画代表・Ken
EWACHOR第55回定期演奏会が1月19日、大阪狭山市文化会館SAYAKAホール小ホールで午後5時半から開かれ、楽しみにして出かけた。
第3ステージの「企画ステージ」「七人のこびと~王子救出大作戦~の演劇の終わりに、大阪狭山市という遠くまで駆けつけて下りありがとうございましたと挨拶があった。神戸から大阪狭山市の会場までさすがに遠い。片道で電車を乗り継ぎ2時間かかった。
いずれにしろ、今回で55回目というのはすごい。筆者がエヴァコールを卒団したのは昭和36年{1961}である。55回目と改めて聞くと、それだけで自分自身が、化石人間であることを実感する。
会場入口で配られたパンフレット冒頭挨拶には以下書いてあった。「今年も個性豊かな部員が集まり、音楽に向き合ってきた一年間でした。勉強に励み、将来を考えなければならない大学生活の中で、EWA CHORの精力的な活動は簡単に両立出来るものではありません。」「しかし、自然と部屋に集まり、お互いのことを気にかけ、突然歌い出すEWA CHORという温かい団だからこそ、55回もの定期演奏会を続けることが出来るのでしょう。」
プログラム第1ステージ「もし鳥だったなら」4曲(作詩:立原道造、作曲:信長貴富、客演伴奏:藤井智文)演奏の様子をスケッチした。いつもの演奏とは違い、聴いていて、独特の清涼感を感じた。
第2ステージの「もうひとつのかお」4曲(作詩:谷川俊太郎、作曲:鈴木輝昭、指揮:小嶺綾乃、客演伴奏:藤井智文)の演奏がインターミッションなしで続いた。聴いていて不思議と人肌のようなぬくもりを感じた。
企画ステージを見たあと第4ステージ、ラプソディー・イン・チカマツ(近松門左衛門狂想)では和太鼓が用意されていた。帰り時間が気になり、聴かずに会場を後にしたのは心残りだった。EWA CHOR演奏会へ毎年出かけ、青春時代へプレーバックしたいと思う次第である。(了)