(学校で教えてくれない経済学)
「ハドソン川を見わたせるルーフデッキとプールつきの高級マンションが1,000万ドル(約12億2600万円)で完売、入居が来月から始まる。裕福な中国人が買った。大金を投じる前に物件を見た人は一人もいない」と10日付のWSJ紙電子版でCraigKarmin記者が書いた。こちら日本でも、高額マンションの話題。鴨川や大文字山が見渡せる京都の高級マンションが7億4,900万円で全戸完売したと伝えられる。一方、阪神地区では高級住宅街で知られるたとえば芦屋の六麓荘で空き家が増えている。俗にいう阪神間は六甲山を背に海を見下ろすことができる。特に六甲山麓に高級住宅やマンションが建てられた。若い時は足腰もしっかりしているが、年齢と共に身体が思うように動いてくれない。下山を選択する。国道2号線沿いに続々マンションが建つ。完売する。高齢者には、坂道の多い六甲山麓は厳しい。世のならいとはいえ,老化現象には勝てない。悲喜こもごもの動きが出てきている。
WSJ紙の話題ついでに、11日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」に出演したWSJ紙日本版編集担当の高野隆児氏は12月8日付のWSJ紙の『アメリカの若者に自動車離れ』のタイトルの記事で「30歳以下の若者の運転免許取得者がここ数年で減少傾向にある。若者の所得の伸び悩みで自動車を手放す数が増えた。都会で生活する若者が増え電車など交通機関を使う。自転車を使う人も増えた。一方、60歳代以上は増えている。」と紹介していた。アメリカでのわずか3年の生活体験があるが、車は下駄という考えが定着していた。そのアメリカで若者の自動車離れの兆しをWSJ紙が取り上げたことが興味深い。10日のWSJ紙の記事の中でひとつ。あるVWの経営者幹部の話として「排ガス不正問題についてVW社は米国市場で、ディーゼルエンジンの大々的販売努力を始めた2005年以来「ミスの連続」だった。規則破りは「寛大な文化」が招いたと語った」と紹介していた。
一方、10日のNY原油(WTI)先物相場は、バレル36.76ドルへ続落。「OPEC月報で11月の加盟国産油量は3年振り水準に増加したと発表した。シティ・フューチャーズ・パースぺクティブ、エネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は「現物市場の需給のファンダメンタルズの根本的な弱さにある。OPECメンバーの3年振りの高水準の生産だけでない。非OPEC加盟国の今年の産油量を上方修正した」と話した。」とブルームバーグ電子版でJamesHerron記者が書いた。10日のNY外為市場では1ドル=121.58円、ユーロ=133.03円で取引された。「シティのG10外為戦略グル―バル責任者、スティーブ・イングランダー氏は『大まかに言って、ドルは今後1年間で10%上昇する可能性がある。どの程度ドルが下がるか見ているところだ。それに基づいて持ち高を検証し、買いを入れる時期を検証している。ドルは魅力的だ」と話したとブルームバーグ、RachelEvans記者が書いた。10日のNY株式市場は4日振りに反発、NYダウは82ドル高、17,574ドルで取引を終えた。『原油安で航空機株が軒並み上げた」とブルーバーグ、JosephCilli記者が書いた。10日のNY金はオンスオンス1,072ドルへ下げた。11日朝のワールドニュースでは、英BBCが「カメロン首相とポーランド首相が会談、英国がEUに留まるよう要請された。」と伝えた。(了)
「ハドソン川を見わたせるルーフデッキとプールつきの高級マンションが1,000万ドル(約12億2600万円)で完売、入居が来月から始まる。裕福な中国人が買った。大金を投じる前に物件を見た人は一人もいない」と10日付のWSJ紙電子版でCraigKarmin記者が書いた。こちら日本でも、高額マンションの話題。鴨川や大文字山が見渡せる京都の高級マンションが7億4,900万円で全戸完売したと伝えられる。一方、阪神地区では高級住宅街で知られるたとえば芦屋の六麓荘で空き家が増えている。俗にいう阪神間は六甲山を背に海を見下ろすことができる。特に六甲山麓に高級住宅やマンションが建てられた。若い時は足腰もしっかりしているが、年齢と共に身体が思うように動いてくれない。下山を選択する。国道2号線沿いに続々マンションが建つ。完売する。高齢者には、坂道の多い六甲山麓は厳しい。世のならいとはいえ,老化現象には勝てない。悲喜こもごもの動きが出てきている。
WSJ紙の話題ついでに、11日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」に出演したWSJ紙日本版編集担当の高野隆児氏は12月8日付のWSJ紙の『アメリカの若者に自動車離れ』のタイトルの記事で「30歳以下の若者の運転免許取得者がここ数年で減少傾向にある。若者の所得の伸び悩みで自動車を手放す数が増えた。都会で生活する若者が増え電車など交通機関を使う。自転車を使う人も増えた。一方、60歳代以上は増えている。」と紹介していた。アメリカでのわずか3年の生活体験があるが、車は下駄という考えが定着していた。そのアメリカで若者の自動車離れの兆しをWSJ紙が取り上げたことが興味深い。10日のWSJ紙の記事の中でひとつ。あるVWの経営者幹部の話として「排ガス不正問題についてVW社は米国市場で、ディーゼルエンジンの大々的販売努力を始めた2005年以来「ミスの連続」だった。規則破りは「寛大な文化」が招いたと語った」と紹介していた。
一方、10日のNY原油(WTI)先物相場は、バレル36.76ドルへ続落。「OPEC月報で11月の加盟国産油量は3年振り水準に増加したと発表した。シティ・フューチャーズ・パースぺクティブ、エネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は「現物市場の需給のファンダメンタルズの根本的な弱さにある。OPECメンバーの3年振りの高水準の生産だけでない。非OPEC加盟国の今年の産油量を上方修正した」と話した。」とブルームバーグ電子版でJamesHerron記者が書いた。10日のNY外為市場では1ドル=121.58円、ユーロ=133.03円で取引された。「シティのG10外為戦略グル―バル責任者、スティーブ・イングランダー氏は『大まかに言って、ドルは今後1年間で10%上昇する可能性がある。どの程度ドルが下がるか見ているところだ。それに基づいて持ち高を検証し、買いを入れる時期を検証している。ドルは魅力的だ」と話したとブルームバーグ、RachelEvans記者が書いた。10日のNY株式市場は4日振りに反発、NYダウは82ドル高、17,574ドルで取引を終えた。『原油安で航空機株が軒並み上げた」とブルーバーグ、JosephCilli記者が書いた。10日のNY金はオンスオンス1,072ドルへ下げた。11日朝のワールドニュースでは、英BBCが「カメロン首相とポーランド首相が会談、英国がEUに留まるよう要請された。」と伝えた。(了)