(学校で教えてくれない経済学)
「カナダ軍は、腹筋運動は、けがにつながる可能性と実際の軍の仕事との関連性が低いことを理由に、体力テストから腹筋を除外した」と25日付のWSJ紙電子版にRachelBachman記者が書いていた。同記事によれば「カナダのウオータールー大学で脊柱バイオメカニクスを専門とするスチュアート・マッギール教授は『腹筋運動をすれば脊柱に過重な圧力が加る可能性がある。屈曲運動の繰り返しで椎間板を狭める原因となり、神経を圧迫して背中の痛みに繋がり、潜在的に椎間板ヘルニアを発症させる恐れがある』と話した。同氏は両手を腰の部分に敷き、両肩を床からわずかに離すやり方を提唱する。プランクポーズというヨガ教室から派生した。かかとから肩までの部分を水平に保つ。また、肘を床につけた格好で行われることも多い。腹筋運動は時代遅れとして、米海軍兵士が毎年2回パスしなければならない体力測定から除外するよう、米海軍専門誌「ネイビー・タイムズ」が最近掲載した論説で要求した」と書いていた。こういう記事を読むと日本ではどうなのかなといつも思う。
29日付WSJ紙では①慰安婦問題の合意は、日韓の重要な一歩だ、とWSJ紙は29日付社説で取り上げたことと、②難民をめぐるドイツ国内に起こっている不安に便乗して、極右勢力が蘇りつつあると書いていた。③アマゾンは過去10年で年間売り上げが、2014年に900億ドル(約10兆8,300億円)と10倍になった。しかし、利益は出していなかった。ようやく利益を出せる企業になるとの考えが投資家の間に出てきたと書いた。金融関係では、④米FRBのメンバーが来年大幅に入れ替わるが政策決定に大きな変化はないだろうと書いた。その一方で、WSJ紙は、先日利上げに舵を切ったばかりの米FRBの中にマイナス金利を導入する可能性も消えていないと指摘していた。年末特有の傾向だが、今年一年を振り返り来年を展望する記事が29日付WSJ紙では目立った。
29日付ブルームバーグ電子版に「ロシアのプーチン大統領は、12月14日、ケリー米国務長官との会談の際、①ロシアはシリアを離れた数百万のシリア国民も投票できることを認め、イスラム急進派による和平交渉をより柔軟に進めるべきである、②アサド氏を大統領候補から除外すべきでない。③プーチン大統領はあくまでアサド大統領を支持していると語った。これに反対したアメリカはロシアの主張におされつつある」と事情に詳しい関係者が匿名条件で話したとモスクワ発でHenryMeyer記者が書いていた。余談ながら、日本ではNHK/BS[ワールドニュース]という番組が年末になると突然姿を消す。日本人の頭の中には「ワールド」いう考えが「市民権」を持たされていないことの一つの特徴なのかもしれない。
29日NY市場では、NYダウが前日比192ドル高、17,720ドルで取引を終えたが精彩のない一年だったとブルームバーグ、AnnaLouiseJackson記者が総括した。NY外為市場ではヘッジファンドのドル買戻しで、1ユーロ=1.0926ドル(131.60円)とドルが対ユーロで上昇した。対円では1ドル=120.45円と変わらず。NY原油(WTI)はバレル37.82ドルへ反発した。NY金はオンス1,068ドルとほぼ横ばい。2016年へ関心が移っている。(了)
「カナダ軍は、腹筋運動は、けがにつながる可能性と実際の軍の仕事との関連性が低いことを理由に、体力テストから腹筋を除外した」と25日付のWSJ紙電子版にRachelBachman記者が書いていた。同記事によれば「カナダのウオータールー大学で脊柱バイオメカニクスを専門とするスチュアート・マッギール教授は『腹筋運動をすれば脊柱に過重な圧力が加る可能性がある。屈曲運動の繰り返しで椎間板を狭める原因となり、神経を圧迫して背中の痛みに繋がり、潜在的に椎間板ヘルニアを発症させる恐れがある』と話した。同氏は両手を腰の部分に敷き、両肩を床からわずかに離すやり方を提唱する。プランクポーズというヨガ教室から派生した。かかとから肩までの部分を水平に保つ。また、肘を床につけた格好で行われることも多い。腹筋運動は時代遅れとして、米海軍兵士が毎年2回パスしなければならない体力測定から除外するよう、米海軍専門誌「ネイビー・タイムズ」が最近掲載した論説で要求した」と書いていた。こういう記事を読むと日本ではどうなのかなといつも思う。
29日付WSJ紙では①慰安婦問題の合意は、日韓の重要な一歩だ、とWSJ紙は29日付社説で取り上げたことと、②難民をめぐるドイツ国内に起こっている不安に便乗して、極右勢力が蘇りつつあると書いていた。③アマゾンは過去10年で年間売り上げが、2014年に900億ドル(約10兆8,300億円)と10倍になった。しかし、利益は出していなかった。ようやく利益を出せる企業になるとの考えが投資家の間に出てきたと書いた。金融関係では、④米FRBのメンバーが来年大幅に入れ替わるが政策決定に大きな変化はないだろうと書いた。その一方で、WSJ紙は、先日利上げに舵を切ったばかりの米FRBの中にマイナス金利を導入する可能性も消えていないと指摘していた。年末特有の傾向だが、今年一年を振り返り来年を展望する記事が29日付WSJ紙では目立った。
29日付ブルームバーグ電子版に「ロシアのプーチン大統領は、12月14日、ケリー米国務長官との会談の際、①ロシアはシリアを離れた数百万のシリア国民も投票できることを認め、イスラム急進派による和平交渉をより柔軟に進めるべきである、②アサド氏を大統領候補から除外すべきでない。③プーチン大統領はあくまでアサド大統領を支持していると語った。これに反対したアメリカはロシアの主張におされつつある」と事情に詳しい関係者が匿名条件で話したとモスクワ発でHenryMeyer記者が書いていた。余談ながら、日本ではNHK/BS[ワールドニュース]という番組が年末になると突然姿を消す。日本人の頭の中には「ワールド」いう考えが「市民権」を持たされていないことの一つの特徴なのかもしれない。
29日NY市場では、NYダウが前日比192ドル高、17,720ドルで取引を終えたが精彩のない一年だったとブルームバーグ、AnnaLouiseJackson記者が総括した。NY外為市場ではヘッジファンドのドル買戻しで、1ユーロ=1.0926ドル(131.60円)とドルが対ユーロで上昇した。対円では1ドル=120.45円と変わらず。NY原油(WTI)はバレル37.82ドルへ反発した。NY金はオンス1,068ドルとほぼ横ばい。2016年へ関心が移っている。(了)