(学校で教えてくれない経済学)
「プーチン大統領は政府高官との年末の会合で『ロシアはエネルギー輸出の持続的な低価格に備える必要がある。足元の危機には経済の改革を促すべきだ』と語った。ロシアは石油価格がバレル100ドルを超えていた時は堅調な成長をとげていた」と25日付のWSJ紙電子版でAndreyOstroukh記者が書いていた。一方、24日のNY原油(WTI)先物相場は長く下落相場が続いたのでショートカバーが入り、クリスマスを翌日に控えて短縮取引の中上げ、バレル38.10ドルで取引を終えた。北海ブレント価格はバレル37.93ドルで取引を終えた」とブルームバーグ、MarkShenk記者が書いた。NY外為市場ではドルが下落、対ユーロで、1ユーロ=1.0961ドル(131.96円)、1ドル=120.32円で取引された。NY金先物相場はドル下落を受けて3日振りに反発、オンス1,075.90ドルで取引を終えた。28日、NYダウは薄商いの中前日比50ドル安、17,552ドルで取引を終えた。25日はクリスマス祝日で株・債券・商品市場は休場、取引再開は全て28日からとなる。
一方、24日付のWSJ紙電子版でJamesNash記者は「中国の景気減速で米ロサンゼルスのアルメニア系宝飾業者に影響が出ている。」と書いた。同記事によれば「ロサンゼルスはニューヨークに次ぐ米国のダイヤモンドカッティングの拠点だ。1914~18年に行われたとされるアルメニア人虐殺のあと多くのアルメニア人がアメリカに移り住んだ。宝飾品作りはアルメニアの伝統産業で、英語をうまく話せない状態の多くのアルメニア人にとって見つけられる中で最も給料の高い仕事だった。ロサンゼルスは本国以外で最も多くのアルメニア系住人がおり、この地域のダイヤモンド事業の急成長を支えている。同地域のダイヤ輸出額は昨年46億ドル(5,500億円)、10年前の3,400万ドルから急増した。中国とインドでダイヤモンドのカッティングの80%を占める。NYとロスは世界の富裕層の消費者のニッチな生産者となっている。中国の景気後退が輸出の伸びを脅かしている」と書いていた。
25日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは英国カンブリア地方が105年振りの大洪水に見舞われた。明日にも又雨が降る。住民は途方に暮れていると伝えた後「今年は雨の中のクリスマスを迎えた。インターネットによる贈り物が急増しているため小売店は閑散としている。」と紹介「ある商店主は早くクリマスなんか終わってしまえばいいと思うよ」と話す場面を映していた。フランスF2は「11月のパリ襲撃事件のあと多くの警官がレストラン、劇場、教会を警備している。」と伝え、クリスマスイブ、礼拝に教会を訪れた人全てが手荷物検査を受ける様子を映していた。ある警察関係者は『フランスには5万の教会があるため、12万人の警察官が警備しても不可能だ』と話していた。国営ロシアテレビはモディ、インド首相のロシア訪問の様子を詳細にレポート、その中でプーチン大統領は「インドは国連常任理事国にふさわしい国だ。」と語る様子を映していた。インドはロシアの有数の武器輸出先である。今回のモディ首相との会談には多数の産業代表団が参加した。ロシアはインドへのミサイル防衛システムの共同開発を進めると結んでいた。原油が高値の1/3に下落した今、プーチン大統領にはモディ首相は仏様に見えたことであろう。(了)
「プーチン大統領は政府高官との年末の会合で『ロシアはエネルギー輸出の持続的な低価格に備える必要がある。足元の危機には経済の改革を促すべきだ』と語った。ロシアは石油価格がバレル100ドルを超えていた時は堅調な成長をとげていた」と25日付のWSJ紙電子版でAndreyOstroukh記者が書いていた。一方、24日のNY原油(WTI)先物相場は長く下落相場が続いたのでショートカバーが入り、クリスマスを翌日に控えて短縮取引の中上げ、バレル38.10ドルで取引を終えた。北海ブレント価格はバレル37.93ドルで取引を終えた」とブルームバーグ、MarkShenk記者が書いた。NY外為市場ではドルが下落、対ユーロで、1ユーロ=1.0961ドル(131.96円)、1ドル=120.32円で取引された。NY金先物相場はドル下落を受けて3日振りに反発、オンス1,075.90ドルで取引を終えた。28日、NYダウは薄商いの中前日比50ドル安、17,552ドルで取引を終えた。25日はクリスマス祝日で株・債券・商品市場は休場、取引再開は全て28日からとなる。
一方、24日付のWSJ紙電子版でJamesNash記者は「中国の景気減速で米ロサンゼルスのアルメニア系宝飾業者に影響が出ている。」と書いた。同記事によれば「ロサンゼルスはニューヨークに次ぐ米国のダイヤモンドカッティングの拠点だ。1914~18年に行われたとされるアルメニア人虐殺のあと多くのアルメニア人がアメリカに移り住んだ。宝飾品作りはアルメニアの伝統産業で、英語をうまく話せない状態の多くのアルメニア人にとって見つけられる中で最も給料の高い仕事だった。ロサンゼルスは本国以外で最も多くのアルメニア系住人がおり、この地域のダイヤモンド事業の急成長を支えている。同地域のダイヤ輸出額は昨年46億ドル(5,500億円)、10年前の3,400万ドルから急増した。中国とインドでダイヤモンドのカッティングの80%を占める。NYとロスは世界の富裕層の消費者のニッチな生産者となっている。中国の景気後退が輸出の伸びを脅かしている」と書いていた。
25日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは英国カンブリア地方が105年振りの大洪水に見舞われた。明日にも又雨が降る。住民は途方に暮れていると伝えた後「今年は雨の中のクリスマスを迎えた。インターネットによる贈り物が急増しているため小売店は閑散としている。」と紹介「ある商店主は早くクリマスなんか終わってしまえばいいと思うよ」と話す場面を映していた。フランスF2は「11月のパリ襲撃事件のあと多くの警官がレストラン、劇場、教会を警備している。」と伝え、クリスマスイブ、礼拝に教会を訪れた人全てが手荷物検査を受ける様子を映していた。ある警察関係者は『フランスには5万の教会があるため、12万人の警察官が警備しても不可能だ』と話していた。国営ロシアテレビはモディ、インド首相のロシア訪問の様子を詳細にレポート、その中でプーチン大統領は「インドは国連常任理事国にふさわしい国だ。」と語る様子を映していた。インドはロシアの有数の武器輸出先である。今回のモディ首相との会談には多数の産業代表団が参加した。ロシアはインドへのミサイル防衛システムの共同開発を進めると結んでいた。原油が高値の1/3に下落した今、プーチン大統領にはモディ首相は仏様に見えたことであろう。(了)