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米年内利上げ観測台頭、米FOMC待ちで、NYダウ77ドル安、NY原油一時バレル43ドル割れ

2016-07-26 10:46:56 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


トランプ氏への支持率がクリントン氏を逆転したと25日発表されたCNN世論調査結果を26日付けWSJ紙電子版でJulianRouth記者が伝えた。同記事によると「支持率はトランプ氏48%,クリントン氏は45%だった。共和党大会前の調査ではクリントン氏49%,トランプ氏42%だった。調査会社モーニングモーニングコンサルトが同日発表した調査もトランプ氏が優勢だった」と書いた。26日朝放送の米ABCテレビは米民主党全国委員長のワッサーマンシュルツ氏がサンダース氏妨害疑惑で辞任を表明した。民主党に大きな亀裂が生まれた。クリントン氏は努めて冷静にふるまおうとしている。」と伝えた。

一方、米FRB(連邦準備制度理事会)は26~27日のFOMCの会合で米景気が改善しているとの判断を示すと見られている。25日のNY債券市場では米経済に力強さを指摘するとみて、年内利上げ観測が台頭、債券が売られ利回りが上昇した。利上げに敏感に反応する2年物米債利回りは0.73%へ、3ポイント一気に上昇した。10年物は1.57%台へ1ポイント上昇した。NY外為市場では対ユーロでドルが買われ、1ユーロ=1.099ドル台で取引された。対円では1ドル=105.86円、1ユーロ=116.37円で取引された。NY原油(WTI)は在庫増加、石油リグ稼働増加を材料に売られバレル43.13ドルへ値下がりした。ガソリン在庫がドライブシーズンインにもかかわらず増加していることが相場を下押ししている。ドル堅調も原油押し下げ要因として働いた。NYダウは原油関連株が下げをリード、先週末比77ドル安、18,493ドルで取引を終えた。米FOMCを控えて年内利上げ観測の台頭も利益確定売りを催促した。

26日朝放送の英BBCはメイ英首相の北アイルランド訪問の様子をトップで伝えた。北アイルランドの70%近くが英国のEU残留を支持した。北アイルランド紛争時代への回帰は避けたいが、英BBCはEU離脱が決まった今、国境をEUに接する北アイルランドへの対応は一筋縄では進まない。笑顔で首脳は握手をしたが、内情は厳しいと総括した。フランスF2はニースでのテロ事件後、各自治体でのセキュリティーチェック体制が喫緊の問題に発展している。フランスF2はマルセーユ市は、ニース事件の数年前から防犯カメラの設置、精度向上に努めてきていた。市民も概ね市の対応を受け入れている。オランド大統領は地方の対応にゆだねざるを得ないのが現実だと伝えていた。

ドイツZDFはドイツ音楽祭でシリア人(27)の自爆テロを紹介、ドイツ国内での移民による相次ぐテロ事件で移民政策を積極的に推進してきたメルケル政権の対応がますますむつかしくなると解説していた。ロシアテレビは「IOCがドーピングに関与していない選手は原則認めるとした上で個々の国と地域の判断にゆだねるとした決定を歓迎する。良識が認められ、WADAは猛烈に反発している。」と伝えた。シンガポールCNAはアセアン外相会議は共同声明で南シナ海問題での仲裁裁判所の決定については文言に入れないことを決めた。中国との経済問題での結びつきの深さと王毅外相の積極的工作が成功したと伝えた。(了)

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