頭蓋療法(オステオパシーや頭蓋JAA)の訓練
7月24日の臨床実践塾 のために、私とスタッフ5人でオステと頭蓋骨療法の訓練をしました。
私自身の訓練も含めていましたので、ビデオ撮影もしたのですが、5分の4ぐらいは声が入っていませんでした。(泣)
あ~あ、がっかり!!!
今回の「主に手技療法での目の治療」は、オステを中心に行いますが、一部鍼を使ったほうが効率のいい治療ができるので、そのための訓練をしたのです。
それは、前回の実践塾の評判が良かったこともあるのですが、2年前に発表した「頭蓋JAA」も、この機に整理したいと考えていたこともあります。
前回(6月26日)に行なった≪慢性疾患に使う手技と鍼法≫で発表した「鎮痛穴」は、かなり良かったみたいで、モデルになった方は「ビックリしました」と驚きのハガキまでくれました。
ネットの時代に「ハガキ」というのは、違和感を覚える人もいるかも知れませんが、別件もあったのでハガキになっただけのことです。
7月24日の臨床実践塾では、オステによる頭蓋骨調整をメインにしますが、鍼を使うとかなり効率のいい治療ができますので、オステの手技療法の流れに合わせて、鍼による頭蓋骨調整も入れたいと思います。
鍼による頭蓋骨調整は、2~3年前に発表した「頭蓋JAA」からの応用も含めますが、選穴がちょっと違いますので、オステをやったことのある人には、「驚きの治療法」になると思います。
理由は、頭蓋の縫合を整えるのに、鍼を使うとあっと言う間に頭蓋が整ってしまうからです。
たとえば、冠状縫合や矢状縫合や鱗状縫合などは、オステをしたことのない人でも変化を診ることができるからです。
もちろん、全く鍼を使わなくても縫合を整えることはできます。
最近はオステの手技を使って「目の調整」を行なう場合が多いのですが、「目」は脳の出先機関のようなものですので、「目」の治療をしていたつもりが、「脳の代謝」まで調整していたようです。(オステでは脳脊髄液の調整と言います)
つまり、「目と脳の調整」になっていたわけで、余計なことをしなければ、「脳の調整」になりそうです。
余計なこととは、「目と脳の調整」以外のことをしないということで、「目と脳の調整」に集中して治療すると、他の症状も解消されるのです。
と言っても、頭蓋骨だけの治療だけでは上手くいきません。
頭蓋骨と関係のある部位の治療も含めるのがポイントになるようです。
つまり、頭蓋骨は骨格になるからで、頭蓋骨はその他の骨とも連携しているからです。