50名が重体(学校で教えてくれない経済学)
16日朝放送の米ABCは「トルコ全土に戒厳令が発動された。トルコで軍事クーデターが起きた。トルコの首都、アンカラの上空を戦闘機、地上には戦車。アジアへ抜けるポスポラス海峡にかかる橋が軍により封鎖された。トルコは大混乱に陥っている。米国務省はトルコ滞在の全てのアメリカ人に直ちに退避するよう指示した。ホワイトハウスも全く予想していなかった。反乱軍と政府軍との間で暴力が起きている。トルコはアメリカの同盟国で、NATO軍の一部として1,800人のアメリカ軍が駐留している。」と伝えた。英BBCは「トルコ軍が権力を掌握した。アンカラ上空に軍のヘリコプターが飛行、戦闘機が低空飛行している。橋が閉鎖された。」と伝えた。米ABCは「アジア欧州会議に出席中のエルドアン大統領は「政府は全権を掌握している」とインターネットを通じて声明を出したと伝えた。16日付けのブルムバーグ電子版でSelcanHacaooglu記者は「トルコ軍が15日、国を掌握したと宣言した。上空には戦闘機、道路は戦車で封鎖された。ユルドゥルム首相は『政府は引き引き続き全土を掌握、抵抗している。クーデターを成功させるわけにはいかない』と表明した。」と書いた。
一方、英BBCは14日、ニースで発生した事件で「少なくとも84人、内子供10人が死亡、200数十人が負傷した。内重傷者50人が生死の境をさまよっている。トラックは歩行者天国の遊歩道をジグザグに2キロ進み、次々と歩行者をひき殺した。今回の事件では、トラックが戦争の武器として使われたことだ。運転手が射殺されたあと車は止まった。車の中には手りゅう弾含む武器が残されていた。容疑者はチュニジア出身、ニースのアパートに住んでいた。元妻と子供3人がいる。元妻は身柄を拘束された。2010~12年の間に性犯罪容疑で6ケ月の禁固刑を受けた。過激派組織ISとの関係など容疑者の背後関係を調査中である。」と伝えた。フランスF2、ドイツZDFもニースでの事件を詳細に報道した。ドイツZDFは「84人の死者の内3人のドイツ人が含まれる。容疑者はフランス滞在許可をもらっていた31歳のチュニジア人男性。トラックで小売り運搬をしていた。容疑者に一体何が起こったのか。200人のドイツ人が卒業旅行に来ていた。多くの生徒に与えた精神的ショックが懸念される。事件後フランス政府は非常事態制限解除の3ケ月延期を週明けの議会で決める。アジア欧州会議出席中のメルケル首相は「フランスとの連帯、あらゆる国との連帯が今最も求められる」と語った」と伝えた。英BBCは「14日、スコットランドを訪問、スタージョン、スコットランド首相と会談した。」と伝え、英BBCのインタビューを受けたある市民は「英国を一つにまとめたい。英国の団結を誇示するためのパフォーマンスだろう。国益とEU離脱という相反する目的を同時に得ようとしても無理だろう。」と答えていた。
15日のNY市場では米6月小売り堅調で高くはじまったが、年内利上げ懸念からNYダウは10ドル高、18,516ドル。NY外為市場では1ドル=104.83円、1ユーロ=115.60ドル。取引終了後トルコクーデターの報道後、安全資産として円が買われている。NY原油はバレル45.95ドル、NY金は続落オンス1,326.50ドルで取引を終えた。(了)
16日朝放送の米ABCは「トルコ全土に戒厳令が発動された。トルコで軍事クーデターが起きた。トルコの首都、アンカラの上空を戦闘機、地上には戦車。アジアへ抜けるポスポラス海峡にかかる橋が軍により封鎖された。トルコは大混乱に陥っている。米国務省はトルコ滞在の全てのアメリカ人に直ちに退避するよう指示した。ホワイトハウスも全く予想していなかった。反乱軍と政府軍との間で暴力が起きている。トルコはアメリカの同盟国で、NATO軍の一部として1,800人のアメリカ軍が駐留している。」と伝えた。英BBCは「トルコ軍が権力を掌握した。アンカラ上空に軍のヘリコプターが飛行、戦闘機が低空飛行している。橋が閉鎖された。」と伝えた。米ABCは「アジア欧州会議に出席中のエルドアン大統領は「政府は全権を掌握している」とインターネットを通じて声明を出したと伝えた。16日付けのブルムバーグ電子版でSelcanHacaooglu記者は「トルコ軍が15日、国を掌握したと宣言した。上空には戦闘機、道路は戦車で封鎖された。ユルドゥルム首相は『政府は引き引き続き全土を掌握、抵抗している。クーデターを成功させるわけにはいかない』と表明した。」と書いた。
一方、英BBCは14日、ニースで発生した事件で「少なくとも84人、内子供10人が死亡、200数十人が負傷した。内重傷者50人が生死の境をさまよっている。トラックは歩行者天国の遊歩道をジグザグに2キロ進み、次々と歩行者をひき殺した。今回の事件では、トラックが戦争の武器として使われたことだ。運転手が射殺されたあと車は止まった。車の中には手りゅう弾含む武器が残されていた。容疑者はチュニジア出身、ニースのアパートに住んでいた。元妻と子供3人がいる。元妻は身柄を拘束された。2010~12年の間に性犯罪容疑で6ケ月の禁固刑を受けた。過激派組織ISとの関係など容疑者の背後関係を調査中である。」と伝えた。フランスF2、ドイツZDFもニースでの事件を詳細に報道した。ドイツZDFは「84人の死者の内3人のドイツ人が含まれる。容疑者はフランス滞在許可をもらっていた31歳のチュニジア人男性。トラックで小売り運搬をしていた。容疑者に一体何が起こったのか。200人のドイツ人が卒業旅行に来ていた。多くの生徒に与えた精神的ショックが懸念される。事件後フランス政府は非常事態制限解除の3ケ月延期を週明けの議会で決める。アジア欧州会議出席中のメルケル首相は「フランスとの連帯、あらゆる国との連帯が今最も求められる」と語った」と伝えた。英BBCは「14日、スコットランドを訪問、スタージョン、スコットランド首相と会談した。」と伝え、英BBCのインタビューを受けたある市民は「英国を一つにまとめたい。英国の団結を誇示するためのパフォーマンスだろう。国益とEU離脱という相反する目的を同時に得ようとしても無理だろう。」と答えていた。
15日のNY市場では米6月小売り堅調で高くはじまったが、年内利上げ懸念からNYダウは10ドル高、18,516ドル。NY外為市場では1ドル=104.83円、1ユーロ=115.60ドル。取引終了後トルコクーデターの報道後、安全資産として円が買われている。NY原油はバレル45.95ドル、NY金は続落オンス1,326.50ドルで取引を終えた。(了)