横座りは足を出さないとできないんです
「歩く時に、左の膝がどうもおかしい感じがして、人が歩くのを見ると、あ、この人も膝がおかしいな、とわかるんです。街を歩いていると、結構膝のおかしい人はいますよ」
という方が来られました。
そこで、「歩く時以外に違和感を感じることはないのですか」と聞いてみたら、
「ちゃんと正座ができないのです」と言う。
それはほとんどの膝痛の方が言う事なので、「そううだろうなー」程度に考えていましたら、
「こうして座ると、左の足を外に出さないと座れないのです」と、一番上の写真のように座って見せてくれました。
そこで、「足を外に出さないと、どんな座り方になるのですか。ブログ用に写真を撮ってもいいですか」と写真まで撮らせてもらった。
そこで、「はいはい、わかりました。一瞬で矯正されますので、今の形を覚えていてくださいね」と矯正にかかることにした。
「は~い。はいOK」と1~2秒で矯正は終わったのですが、ご本人は何をしたかもわからない様子でしたので、再び正座をしてもらうことにしました。
そしたら、恐る恐る正座をして、目を丸くしていました。
そしてこう言いました。
いやー、さっきまではここが(膝関節の裏側を指さして)腫れたみたいで座れなかったのですが、座ってますねー。おかしい、何ともないですわ」と言うので、もう一度写真を撮らせてもらうことにしました。
そしたら、あまりにきちっと座っている姿がおかしくて、「いいですよ、楽にしてください」と言っても、
「でも、ちゃんと足が写らなかったら……」と姿勢を保っていました。
何をしたかと言いますと、仙腸関節と足関節の連動しているのを調整したのです。
理由は、膝が痛むときは、仙腸関節も歪んでいる場合が多いので、遠隔操作で仙腸関節を整えたのです。
しかも、たった1~2秒で。
この実験は、膝の痛い人がいなくても、「膝痛の人」を作れば実験できますので、今度の 臨床実践塾で 公開したいと思います。
膝痛の作り方ですか?
難しいことはありませんが、ここは不特定多数が見るブログですので、素人がそこだけ読んで実験をしたら偉いことになりますので、ここでの説明は遠慮しておきます。