ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

問題は診断です:週末開業でのテクニック  Part9 (11月3日の臨床実践塾)

2019-10-08 17:23:33 | 診断即治療と虹彩学
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痛いのは左の首ですが原因は右半身にある 



診断や評価(検査法)にはいろいろな方法がありますので、便利のいい診断や評価をすれば、資格に関係なく治療できます。
いわゆる「家庭療法」のようなものですが、病気が難しくなるほど家庭療法が大切になってきます。

たとえば「がん」はどうですか。
「糖尿病」はどうですか。
「喘息」はどうですか。

このような病気になった人は、食事に気を使うようになってきます。
治り難い病気ほど、食事療法などが大切であることを感じてくるからです。
それは、人体が何で構成されているかを考えればわかることです。
東洋医学では、「人体は気で構成されている」と云い、私も時々そのように言っていますが、本質は「氣」ではないような気がします。

それは解剖学で証明されるように、組織で構成され、その組織は繊維で構成され、繊維は細胞で構成され、細胞は分子で構成され、その細胞は栄養素で組み立てられているからです。
そこに「氣」(エネルギー)が働いて、いろいろな変化を現していると考えたほうが自然です。

たとえば、上の写真の方は、「左の首が痛い!」と訴えていましたが、私は、右の上部胸椎に鍼をしました。
すると、
「左なのに右ですか?」と質問されました。

これは「人体惑星試論(七星論)」を勉強した方はわかると思いますが、痛みという症状の出ているところが原因ではなく、その反対側に原因があるからです。
つまり、診断に従ったわけです。

上の写真を見てもらうと、頚椎から上部胸椎はそんなに歪んでいません。
しかし、右腎の辺りが凹んでいます。
これは、右半身に筋緊張が起こっているということになります。
それがわかれば、右半身を緩める治療をすればいいので、家庭療法でも治療することが出来るわけです。

手技療法は、専門的なテクニックもあるのですが、家庭療法としての手技でもそこそこ治せます。

週末開業を考えている方々には、このテクニックは重要で、「整体」として、そのテクニックを使えばいいわけです。
手技療法は「戻りやすい」という欠点があるので、私のところでは、それをカバーするために、「更なる家庭療法」を加えています。

私のところでは、2週間に1回の治療を基本にしているのですが、この「更なる家庭療法」を患者さんに教えることで、このスタンスを維持しています。

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