ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

週末開業のためのテクニック Part11 (11月3日の臨床実践塾)

2019-10-12 21:07:35 | 診断即治療と虹彩学
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写真① 




写真② 



治療テクニックは診断が最も大切です。
たとえば、上の写真の方は、
「左腰(脊柱の傍)が、ゴリッとしたような痛みとツッパリ感があり、整形外科でレントゲンを撮ってもらったが、異常なし」と言われたそうです。

当院での治療当日には、
「痛みは治まっている」と言っておりましたが、上の写真①で見てもわかるように、骨盤の高さで歪みが見えます。
これは、まだ痛みが潜んでいる証拠と考えていいので、仰向けになってもらい、下降結腸辺りを探ってみました。
すると、

「痛い!」と言います。

下降結腸辺りを押圧して痛みがあるということは、その腰痛の原因は下降結腸だったと考えることが出来るわけです。
そこで、下降結腸を整えるわけですが、下降結腸を整えるのにもいろいろな方法がありますので、

「こういう方法と、こういう方法があるのですが、何がいいですか?」と聞いたら、

「お任せします」と言うので、とりあえず痛みがなく、気持ちいいと感じてもらうように、腹部への千年灸を使うことにしました。
それが写真②です。

鍼灸師なら、
「あれっ? そこは大腸のツボではないのでは?」と思うかも知れませんが、これは七星論での取穴方法で、(命名はしてありませんが)「下腹部七星の金」というツボです。

そして千年灸をしているときに、
「どうですか? 何となく腰が楽になってきたような感じがするんじゃないですか?」と聞くと、

「ええ。腰も気持ちいいですが、足の先まで暖かくなってきました」と言います。

今は、秋といえども、気温はまだ37度もありますので、暑い日々なのに、
「暖かい」と言うのです。

私は、それを聞いて、
「お、それは面白い! 暖かいのですか? そのままブログに載せていいですか?」と、聞いてみましたら、キョトンとした顔で、

「ええ」と、「わけは分からないがいいです」という感じでした。

さて、この治療は、専門家でないとできない治療なのでしょうか?
いいえ。これは家庭療法なのです。
つまり、鍼灸学生や主婦でもできる治療法なのです。

週末開業には、こういうテクニックが必要なのです。
そして、こういうテクニックはたくさんあるので、そのようなテクニックを一般の方々にも教えていこうと考えているのです。

それは、11月3日の臨床実践塾でお話する「週末開業」で詳細を説明します。

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