「米新規失業保険申請件数(5月2日締め)が320万件を突破した。ただ、ピークの690万件、4月28日締めの380万件から減った。コロナ禍によるダメージは減少しつつある。一方、タクシー会社、ウーバー(Uber)が14%ドライバーを解雇、当社のライバルの小企業リフト(Lyft)が17%解雇を発表、共にコロナ禍からの生き残りにかけた。」と市場は読み、7日、NYダウは、23,875ドル,前日比0.9%上げて取引を終えた。」と7日、WSJ紙電子版は伝えた。同紙は「プーチン、ロシア大統領は7日、コロナ感染者、死者増加の中、都市封鎖の一部解除を開始した。」と伝えた。プーチン支持率はピークの90%から64%に低下してきている。欧米の経済制裁に原油急落、コロナ感染者拡大がプーチンに追い打ちをかけている。5月8日の戦勝記念日を控えており経済活動再開に活路を見出す狙いと見られる。
7日、ブルームバーグ電子版は「①コロナ禍は長期化すると見て米FRBによるマイナス金利政策は2021年前半までずれ込むと金利オッヅは示している。②サウジ、ロシアは5月から960万バレル/日協調減産に入った。サウジは5月物原油値上げを打ち出した。サウジは4月度輸出を通常ベースの倍の輸出実績を発表した。7日、サウジ値上げ発表を好感、バレル26ドル台に上げて取引を開始した。大幅輸出拡大が報道され、あと在庫懸念から一転して売られ、バレル23.55ドルで取引を終えた。欧州の多くの国や米国の複数の州が経済活動再開を決めた。コロナ禍が鎮静化して来たことは事実である。しかし、ペスト大流行の前例を見れば、今回の新型肺炎コロナウイルス感染者、死者数が再び増加、第2波さらには第3波の感染拡拡大の可能性は消えていない。「巣ごもり」が再び始まれば原油在庫、ガソリン在庫は増加に転じると専門家は警戒を緩めていない。」と書いた。
7日、ロイター電子版は「7日、NY市場は、多くの米州で経済活動再開や中国はじめドイツなど欧州で経済再開の動きが始まったことを材料にダウは、23,875ドル、211ドル、0.9%高、ナスダック、8,979、1.4%高、S&P500,2,881,1.2%高と続伸した。恐怖指数VIXは31.44と7.9%減、米債券が買われ、米10年物債利回りが0.63%へ低下した。NY外為市場では1ドル=106.30円、1ユーロ=115.14円、1英ポンド=131.39円とユーロ売り、英ポンド売りが優勢だった。NY原油(WTI)は世界的な原油需要減は長期化する。ガソリン相場反落、天然ガス相場反落を受けてWTI相場はバレル23.40ドルへ2.5%反落した。ブレントオイルも同29.45ドルへ30ドルを割った。NY金は2年物期近い金利が直近最安値を更新したことを材料に、安全資産として金が買い戻され、オンス1,727.00ドルで取引を終えた。
閑話休題。朝一番でミニバラのスケッチを送信した。愛読者のお一人で昨年奥様を亡くされ、ほどなく1周忌を迎えられるM.S.さんから「家内に早速、ミニバラの絵を見せます。自然と向き合って生きておりコロナとは無縁です。」というお便りを早々にいただいた。お礼のご返事を折り返しさせていただいた。今回のコロナ騒動はそれぞれの人々が過去いかに生きて来てこられたか。そして今いかに生きて居られるかを改めて教えてくれたようだ。(了)
7日、ブルームバーグ電子版は「①コロナ禍は長期化すると見て米FRBによるマイナス金利政策は2021年前半までずれ込むと金利オッヅは示している。②サウジ、ロシアは5月から960万バレル/日協調減産に入った。サウジは5月物原油値上げを打ち出した。サウジは4月度輸出を通常ベースの倍の輸出実績を発表した。7日、サウジ値上げ発表を好感、バレル26ドル台に上げて取引を開始した。大幅輸出拡大が報道され、あと在庫懸念から一転して売られ、バレル23.55ドルで取引を終えた。欧州の多くの国や米国の複数の州が経済活動再開を決めた。コロナ禍が鎮静化して来たことは事実である。しかし、ペスト大流行の前例を見れば、今回の新型肺炎コロナウイルス感染者、死者数が再び増加、第2波さらには第3波の感染拡拡大の可能性は消えていない。「巣ごもり」が再び始まれば原油在庫、ガソリン在庫は増加に転じると専門家は警戒を緩めていない。」と書いた。
7日、ロイター電子版は「7日、NY市場は、多くの米州で経済活動再開や中国はじめドイツなど欧州で経済再開の動きが始まったことを材料にダウは、23,875ドル、211ドル、0.9%高、ナスダック、8,979、1.4%高、S&P500,2,881,1.2%高と続伸した。恐怖指数VIXは31.44と7.9%減、米債券が買われ、米10年物債利回りが0.63%へ低下した。NY外為市場では1ドル=106.30円、1ユーロ=115.14円、1英ポンド=131.39円とユーロ売り、英ポンド売りが優勢だった。NY原油(WTI)は世界的な原油需要減は長期化する。ガソリン相場反落、天然ガス相場反落を受けてWTI相場はバレル23.40ドルへ2.5%反落した。ブレントオイルも同29.45ドルへ30ドルを割った。NY金は2年物期近い金利が直近最安値を更新したことを材料に、安全資産として金が買い戻され、オンス1,727.00ドルで取引を終えた。
閑話休題。朝一番でミニバラのスケッチを送信した。愛読者のお一人で昨年奥様を亡くされ、ほどなく1周忌を迎えられるM.S.さんから「家内に早速、ミニバラの絵を見せます。自然と向き合って生きておりコロナとは無縁です。」というお便りを早々にいただいた。お礼のご返事を折り返しさせていただいた。今回のコロナ騒動はそれぞれの人々が過去いかに生きて来てこられたか。そして今いかに生きて居られるかを改めて教えてくれたようだ。(了)