ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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米国の弱い経済データ無視、NY株小幅に続伸、NY原油、バレル29ドル台回復、一方、世界の海で行き場を失った378隻のクルーズ船が停泊していると15日、ロイター電子版(学校で教えてくれない経済学)、

2020-05-16 11:07:17 | 経済学
「4月の米小売り売上高が前月比16.4%マイナスや米中対立がエスカレートする中で、15日のNYダウは300ドル近く下げて始まったが終値ではほぼ横ばいの前日比60ドル高、23,885ドルで取引を終えた。V字型回復は誰も期待していないが、全てが敗者ではないと一部の専門家は指摘している。5月のミシガン大消費者信頼感指数は予想68.0に対し73.7だった。景気「先行」指数は67.7と2013年11来以来の最低を記録したが予想の60.2より大きかった。米国での多くの州での経済活動再開の動きが背景にあると見られる。米国の新型コロナ感染者数は増加を続けている。検査件数を増やした一部州で感染数が増加した。NY原油(WTI)はバレル29.71ドルまで回復した。」と15日、WSJ紙電子版は伝えた。

15日、ブルームバーグ電子版は「①米国の弱データを無視、NY株は値上がりした。NY原油は3週連続で上昇した。米シエールガスが掘削数を減らしたことと米原油在庫の減少が材料視された。②米国にはインド人、英国人、イラン人など多く生活しているが、外国人は税金は納めているが、新型コロナ対策で失業していても失業保険を申請資格がないため仕事先を求めてアメリカを出ていく家族や個人が増えている。」と伝えた。15日、NYタイムズ電子版は「4月米小売り高が前月比16.4%減と米商務省が発表した。4~6期の米GDPは40%マイナス予測である。米国の業務再開で動き始めたがどんな業種が再開し、彼らが第2、第3波の感染にどこまで影響を回避できるか明らかになっていない。」と伝えた。

15日、ロイター電子版は「15日、NY株式市場でダウは60ドル,0.3%高、ナスダックは9,014,0.8%高、S&P500,2,863,0.4%高と揃って値上がりした。恐怖指数VIXは31.89へ2.2%下落した。債券が売られ米10年債利回りが0.64%へ3.4%上昇した。NY外為市場では1ドル=107.04円、1ユーロ=115.78円、1英ポンド=129.60円で取引された。英ポンドが勢いを失った。NY原油(WTI)はバレル29.71ドルと続伸、ブレントオイルは同32.82ドルと30ドル台を回復した。NY金はオンス1,753.15ドルと続伸底堅い」と伝えた。ヤフーファイナンスは「アップル、0.6%安、ボーイング、2.1% 安、JPモルガン,1.9% 安でNYダウ指数を押し下げたが、マイクロソフト、1.5%高、ホームデポ、2.1%高、テーマパーク再開を始めたウオルトディズニー、3.0%高、全米では小売り高減もウオルマート、2.0%高でダウ指数を押し上げた。アマゾン、0.9%高、アリババ、1.2%高、フェイスブック、2.0%高、ツイッター、1.5%高とコロナ禍ものともせず相場は堅調を維持している」と伝えた。

15日、ロイター電子版は「行き場を失ったクルーズ船がマニラ沖に20隻余りが群れを成して停泊している。客は一人も乗っていない。一隻あたり30~40%はフイリピン人スタッフが乗っている。再びクルーズ船の仕事にありつけるか分らない。5月8日現在、世界で378隻のクルーズ船がカリブ海、地中海、大西洋、南アメリカ沖で停泊している。米国ではCDC(米疾病センター)の勧告により7月24日までクルーズ船の運航は禁止されている。」と伝えた。余談ながら712名乗船したクルーズ船が横浜港に2月停泊、あと9名が死亡している。(了)

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