ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

インフレ警戒からNYダウ、546ドル安、「あらゆるものの値段が値上狩りし始めた。エネルギー価格の上昇が背景」とドイツZDF,一方、岸田自民党総裁がどこまで日本を改革できるかを世界が注目

2021-10-01 12:15:42 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「財政破綻危機はつなぎ予算法案が共和民主両党の妥協により当面回避された。しかし、3.5兆ドル(約380兆円)規模のインフラ及び育児、教育、気候変動総括法案は共和党に加えて民主党のマルチン上院議員が債務破綻、インフレ懸念を理由に強硬に反対、成立がむつかしくなっている」と10月1日、朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」で米ABCが伝えた。30日WSJ紙電子版は「パウエル米FRB議長は30日の米下院公聴会で「インフレは一時的と予測しているがピンポイントで収束の時期を掴むことはむつかしい」と証言した。インフレと米財政破綻懸念から30日、NYダウは大幅下落した」と伝えた。

30日、NY市場でダウは33,843ドル、546ドル、1.59%安、S&P500,51ポイント、1.19%安、ナスダック、14,448,63ポイント、0.S44%安で取引を終えた。個別銘柄では総合保険会社のユナイテッドへルス、271.22ドル、2.42%安、ダウを63ポイント押し下げた。ホームデポ、328.26ドル、2.57%安、ダウを57押し下げ、ゴールドマンサックスが378.03ドル、1.78%安、ダウを45ポイント押し下げた。ハイテク、素材、金融含め幅広く売られほぼ全面安の展開だった。

恐怖指数VIXは23.14,2.57%増加、米10年債利回りは1.492%、2.26%下落した。NY外為市場では1ドル=111.42円、1ユーロ=128.99円、1英ポンド=150.10円で取引された。NY原油はWTIがバレル75.28ドル、0.33%高、北海ブレント、同78.35ドル、0.15%安で取引された。NY金はオンス1,754.10ドル、0.12%安、ビットコインは、4万3,636ドル、5.04%高と反発したと30日、ロイター電は伝えた。

10月1日(金)朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「①あらゆる値段が値上がりして来ている。エネルギー価格の値上りが背景だ。ディ―ゼルオイル大は一年前リッター1ユーロが1.45ユーロに値上がりした。ECB(欧州中央銀行)はインフレは一時的との見解を変えていない。②CDU/CSU(キリスト教民主・社会同盟)とSPD(社会民主党)は共に緑の党、自由民主党との連立の予備会合を開き政策の具体的中身について協議を始めた。③10月1日からほぼ全てのコロナワクチン大規模接種センターが解散となる。」と伝えた。

カタール、アルジャジーラは「カタールがEUとの橋渡しとなりタリバン暫定内閣との協議が継続している。1964年憲法がベースとなる方向で進んでいるが他国が50数年かけて成し遂げた改革を一夜に行う余裕はタリバンにはない状態だ。」と伝えた。シンガポールCNAは「英国議長で開かれるCOP26会合を控えてジョンソン英首相は「火力発電所の電力が全てである。石炭、車、お金、樹木の4つがテーマだ。全ての人に行動が求められる。」と語った」と伝えた。日本では岸田自民党総裁のもと内閣の骨格が明るみに出始めた。日々刻々世界は急激に動いている。自民党総裁選では変化よりも安定を選んだ結果岸田氏が選ばれたという評価が多い。どこまで日本が行動で変革を示されるか世界が注目している。(了)

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第56回神戸市高齢者美術作品展始まる(スケッチ&コメント)

2021-10-01 06:49:25 | スケッチ



第56回神戸市高齢者美術作品展

画・江嵜 健一郎



標記作品展が9月30日(木)午前10時から兵庫県勤労会館大ホールで開かれ楽しみにして出かけた。日本画の12号の作品「グロリオサ」は入選を逃したが、日本画(39)、洋画(93)、写真(42)、書(18)、陶芸(9)5部門で多くの力作を堪能した。

日本画部門では「竜野の春」と題して83歳の灘区のご婦人が金賞、銀賞は「紫陽花」を描いた79歳の西区の男性、銅賞には「根っこも登る北八ケ岳」の77歳の中央区の男性と「緑風」の76歳の須磨区の男性、努力賞には「山」の87歳の男性と「なごむ」と題して老婦人を描いた79歳の男性の作品がそれぞれ選ばれた。

日本画は39点と応募数が漸減傾向にある。男性が10人、女性が19人。年齢構成では39点のうち90歳代は93歳の「壺と花束」を描いた東灘のご婦人が1人、80歳代が10人、70歳代が17人、60歳代が1人だった。60歳代が1人と少ないのは気になる。

景色の絵が今年は多かった。ここ数年筆者は景色を描いていたが今年は10年振りに花に挑戦した。改めて花を描いて基礎的なことを忘れていたことが分かり勉強になった。人物画は1点だった。筆者を含め花を描いた人が4人いた。

洋画部門93人中、男性43人、女性50人と男性が日本画と比べて多い。応募者数も90人台を例年キープしている。年齢構成は98歳の男性が1人、80代24人、70代52人、60代14人だった。写真の部42人中、男性33、女性9,年齢別では80代17人,70代22,60代2だった。書では18人中、女性11、男性7,98歳のご婦人含め90代が4人おられた。陶芸は9人、80代1人、70代8人、点数こそは少ないが力作が揃っていた。

来年何を描くかまだ決めていない。昔、詩人のサトーハチローさんが「音楽は若くないと伸びない。絵は齢をとっても伸びしろがある」という意味のことを話しておられたことを妙に記憶している。老醜はさらしたくないが、絵を描いていると元気をもらえる。粘って、来年も挑戦したい。

初日にご夫婦で会場へお運びいただいたともだちから「入選できず残念だったでしょうが「元気で絵が描けて幸せ、見て楽しんで幸せ、みんな幸せ」とエールを送ってもらい元気をいただいた。

コロナ下とは言え、老いて益々盛んという言葉そのままの多くの力作に触れることができ大いに元気をもらい会場を後にした次第である。(了)


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