ＮY株、ダウ小幅安、S&P５００は初の5,000超え、全般、1月の米ＣPI控え様子見、一方、2024年、米大統領選：バイデン（強制外交）対トランプ（犯罪疑惑）の非難合戦とＷＰ紙

（学校で教えてくれない経済学）

「週末9日、ＮY市場はダウ小幅安、S&P500,初の5,000ポイント突破も米1月ＣPI発表控え全般様子見した。」と9日、ロイター電子版が伝えた。NYタイムズ電子版は「①プーチン露大統領はカールソン元ＦOX通信記者と取材先のクレムリンで「欧米がウクライナ支援をやめれば戦争は数週間で終る。米国といつでも対話する用意はある」と語った。」と伝えた。ＷＰ（ワシントンポスト）紙電子版は「2024年、米大統領選挙は、バイデン（民主党）「Compelence(強制外交)」とトランプ（共和党）「alleged criminality(犯罪容疑)」との争い。選挙戦通して非難の応酬が予想される。」と伝えた。

9日、ＮY市場でダウは38,671ドル、54ドル、0.14%安、S&P500は5,026と28ポイント、0.57%高、ナスダックは15,990と196ポイント、1.25%高で取引を終えた。個別銘柄ではマイクロソフトが420.55ドル、1.56%高、1銘柄でダウヲ42ポイント押し上げた。ナスダックではエヌビディアが721.33ドル、3.58%高で相場をリードした。2社ともにAI需要拡大期待が株価を支えている。

恐怖指数VIXは12.93と1.09%上昇。米10年債利回りは4.177と0.23%低下した。NY外為市場では1ドル=149.25円、0.03%安、1ユーロ=160.97円、0.55%高、1英ポンド=188.62円、0.14%高。NY原油（WTI）はバレル76.60ドル、0.50%高。ＮY金はオンス2，038.70ドル、0.45%安。ビットコインは4万7,241ドル、4.31%高でそれぞれ取引された。

10日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①ハリー英王子は9日、英皇室内情暴露を巡るマスコミとの公判に出廷した、②バイデン米公文書自宅保管裁判でバイデン氏の記憶能力の限界を理由に控訴取り下げが決まった。バイデン氏の記憶能力の問題が改めて米大統領選に影を落とす可能性が高まった。③イスラエルのガザ攻撃で80%が家を失った。200万人が非人道的な避難生活を余儀なくされている。非衛生な環境で伝染病が広まっている。イスラエルはハマスの和平提案を拒否した。」と伝えた。

ドイツZDFは「①ショルツ独首相が首都ワシントンに到着した。ウクライナ支援でドイツは米国の600億ドルについで多いことをアッピールした。ウクライナへの支援がなくなればプーチンを利するだけだと強調した。米議会下院ではウクライナ支援停止に向けてトランプ氏の圧力を受けた。②独化学メーカーBASFは新疆ウイグル地区での事業から手を引くことを明らかにした。」と伝えた。フランス２は「①1981年に死刑廃止を実現したロベール・バダンテール仏元法相（95）が死去した。②フランスでは一年で2万7，000台の携帯電話が盗難に遭っている。1万ユーロ以上の額になる。60万台の市場として密輸されアフリカで売られている。③ハマスイスラエル戦争10月7日以降５か月が経った。イスラエルは民間人を標的にしていないと主張しているが1万８，000人の犠牲者の８０%は民間人だ。」と伝えた。

韓国KBSは「２月１０日に「改革新党」が旗揚げ,第三極の取り込みを図る。李俊錫氏（国民の力離党）、李洛淵氏（元首相）（共に民主党離党）、李在明氏（共に民主党のに批判勢力の代表）「原則と常識」とが合併した。」と伝えた。シンガポールCNAは「①パキスタン総選挙の開票が遅れている。多数党が決められない状態が続いている。人口2億人が住む。核保有国の政治経済の不安定化が懸念される。②インドネシア大統領選、総選挙では3候補の争いとなっている。多数派が決まらなければ決戦投票となる。③ロシアでの外貨に占める人民元が昨年42%を占めた。2022年は13%だった。昨年12月単月はドル換算で4,000億ドル、人民元が全体の50%まで拡大した。」と伝えた。

問題は日本である。日々情報が氾濫している。ために流される情報がほとんどであろう。カマラ・ハリス米副大統領は9日、バイデン大統領の記憶力に疑問を呈した米特別検察官の報告書について「明らかに政治的動機に基づくものだと非難した」とロイター電子版が伝えた。AIが多用される時代では真贋を見極めることが益々むつかしくなる。

話は飛ぶ。藤井聰太名人はAIが読まない名手を指して20回連続のタイトルを獲得、19回連続記録の大山康晴名人を抜いた。想定外の手を連発する可能性の高い人物が米大統領に再選されれば打つ手を間違うと日本の国益を左右しそうだ。パーティー券如き問題とは言いたくないがAIマシーンもどき発言を国会で繰り返すゆとりは今の日本にないのではないかと思われる。(了)

巨鍼療法は痛みが出ないようにします

巨鍼療法は訓練が必要です（クリックで動画）

慣れてない鍼灸師に巨鍼をしてもらうと痛いです。（^o^）

だから、巨鍼を使いたい鍼灸師は訓練する必要があります。

技術の熟練度は、「痛い」「痛くない」でもわかります。

鍼灸師なら誰でも「刺すぐらいならできます」

しかし、刺すのが目的ではありません。

治すのが目的です。

昨日、頚椎症の方が来られて巨鍼をしたのですが、

「先生、写真撮ってもらってもいいですか？」と聞くので、

「はい。だいじょうぶですよ。でも動画の方がいいんじゃない？」と言うと、

「えっ？いいんですか？」と聞いてきました。

というのは、基本的に巨鍼療法の動画は極力出さないようにしてきたので、多分「ダメだろう」と考えていたと思います。

巨鍼療法は、中国斉斉哈爾（チチハル）の、張雲飛（チャン・ユンフェイ）先生が開発したもので、張先生は小児麻痺で生まれた我が息子を治すのに、戦場でも「針金」を研いで、自分の足に刺していたそうです。

戦争から帰ってきても、家で、自分の足に針金を刺すので、奥さんは「もういいから止めて！」と言っていたそうです。

それでも張先生は自分の足に鍼を刺し続けて、巨鍼療法を完成させたのです。

そのことが、『人民日報』という雑誌に載っていたのを見て、

「この愛情から生まれた技術なら本物に間違いない」と思い、私は斉斉哈爾まで出かけて巨鍼療法を学んできました。

そのとき私が、

「私に巨鍼をしてください」と押し出たら、

「あなたは毛沢東みたいな人だな」と言っておりました。

その時は意味が分からなかったのですが、一説に「毛沢東は自分を犠牲にしても人民の事を思う」というのがあり、これだったのか、と納得することができたのです。

孔子の人間学である論語では、

「自分を犠牲にしても民を思うことが大事だ」ということが教えらているので論語の好きな人が多いと思います。

私も論語は好きで、本の冒頭に何度か論語を引用したのですが、実際には、私はまだ行動が伴っていないように考えています。

昨今の「利益優先主義」（経済至上主義）は、人間を荒廃させてしまいそうなので、もっと論語を「読むだけでなく取り入れて欲しい」なんて考えたりもします。

ちょっと格好をつけてしまいましたが、久々に「巨鍼」の事を書いたので、斉斉哈爾で巨鍼の勉強をしたときの事を思い出してしまい、つい書き過ぎてしまいました。

今週はメチャクチャ忙しいので、多分心が落ち着いてないからだと思います。

この写真でも見ながら、ご勘弁ください。

和む顔をしていますよね。（^o^）