「日本の2023年の推定出生数が72.6万人、前年比5.8%減少したと14日、社人研が発表した。婚姻数がコロナの影響で減ったことが影響したと見られる。」と15日朝放送のNHKニュースが報道じた。23年1~6月の推定出生数が34万人と厚生労働省が昨年末発表していた。日本の実質賃金が20年以上増えていない。暮らし向きが苦しくなるとコロナの影響抜きにしてもこの先、出生数を「上り坂」に持ってくことは容易なことではないと思われる。
14日、NY市場でダウ、S&P500,ナスダック揃って反発した。14日、ロイター電子版は「グールスビー、シカゴ連銀総裁は「インフレがFRB目標の2.0%に低下するまで利下げを待つべきでない。過度に長期にわたり抑制的な水準に金利を抑えれば雇用を14.38懸念する必要が出て来る」と語った。同氏発言のあと米債券が買われ利回りが低下、株価が反発に転じた。一方、バーFRB副議長は「物価2%の実現は平坦でない」と語った。」と伝えた。
NYタイムズ電子版は「①イスラエルは14日、レバノン南部を空爆、民間人含む8名が死亡した。②トランプ氏はNATOに自立を求めた。軍事費は余りにも少なすぎる。余りにも遅すぎると発言した。一方、オースチン米国防長官はオンラインで「米国のウクライナ支援は変わっていない。」と述べた。」と伝えた。
14日、NY市場でダウは38,424ドル、151ドル、0.40%高、S&P500は5,000と47ポイント、0.96%高、ナスダックは15,859と203ポイント、1.30%高で取引を終えた。個別銘柄ではAI市場拡大期待からエヌビディアが739.00ドル、2.46%高、ハイテク株高をリードした。恐怖指数VIXは14.38と9.27%低下。米10年債利回りは4.260%と1.34%低下。NY外為市場で1ドル=150.50円、0.14%安、1ユーロ=161.44円、0.02%安、1英ポンド=189.08円、0.39%安。NY原油(WTI)はバレル76.56ドル、1.68%安、北海ブレント、同81.50ドル、0.02%安。NY金はオンス2,005.00ドル、0.65%安。ビットコインは5万Ⅰ,758ドル、4.12%高でそれぞれ取引された。
15日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①英国の1月の消費者物価指数(CPI)は前年比4.0%(予想:4.2%・12月:4.0%)と英統計局が発表した。エネルギーコストの減少が影響した。一方、ホテル代、サービスコストの上昇は続いている。②ウクライナはドローン攻撃により黒海でロシア艦船を攻撃、映像を公開した。ロシアからコメントは出ていない。ウクライナの劣勢が伝えられていたが今回の攻撃で新たな局面が展開するのか見守りたい。③アッバス、パレスチナ暫定議長はハマスに「和平交渉と人質解放を急げ」と伝えた。ガザ南部では150万の避難民が集結している。イスラエル軍は病院からの退去を求めた。」と伝えた。
ドイツZDFは「NATO加盟国の3分の1の国防予算が2024年ようやくGDP比率で2%に達した。ドイツも入った。イタリア、スペイン、フランスはGDPの2%に達していない。フランスは2025年に2%に達する。ビットナス独国国防相は150ミリ砲をウクライナに供与を決めた。ドイツ連邦軍は現在18万Ⅰ,000人を2024度予算で20万3,000人に増強することが決まった。」と伝えた。フランス2は「①国鉄ストが組合と合意14日から一部を除き通寿ダイヤに復帰する。②人工ダイヤモンドが人気化している。100万カラットの世界生産で中国が95%を占めている。20日で作れる。人工ダイヤモンドの価格は天然物の10分のン1であるが見た目は分からない。」と伝えた。
シンガポールCNAは「インドネシアで大統領選、議会選の開票が14日始まった。大統領選にはブラボウォ国防相(72)が57.68%を確保してリードしている。②パキスタン選挙は先週総選挙が終わったがシャリフ元首相とブット前外相首相がのそれぞれ率いる2政党が連立で合意した。カーン前首相率いるパキスタン正義運動(PTI)が議会では266議席のうち93議席を獲得した。シャリフ氏率いるPML-Nは75議席、ブット氏率いるPPPは54議席だった。ベトナムVTVは「ベトナムは農業国である。コーヒーの世界第二の生産国であるが生産の80%がノンブランドでうられている。それが課題だ。」と伝えた。
問題は日本である。2月14日はバレンタインデーでデパートなどでチョコレート売り場が賑わったようだ。欧米では男性が女性に贈る。贈り物は花が多いという。話が横道にそれるが「ダ―ウインが来た!」という番組をよく見る。鳥などはオスがメスの前で痛々しい感じをうけるほど必死にアッピールしている。日本では昨年の出生数が72万人に減った。経済力が基本であろうがオスの魅力・覇気・努力に今一つ欠けるところがあるような気がしてならない。(了)