「米1月の小売り高は前月比0.8%減(予想:0.1%減・12月:0.4%増)、ガソリン、外食除くコア市指数は0.4%減(12月:0.4%増)、米1月の鉱工業生産指数は前月比0.1%減(予想:0.2%増・12月:0.1%増)と15日、米商務省が発表した。15日、NY市場では債券が買われ利回りが低下、株価は値上がりした。」と15日、ロイター電子版が伝えた。
15日、ブルームバーグ電子版は「1月米小売り高の減少は18項目の内9項目で減少が見られた。減少は建設や自動車ディーラーにも及んだ。個人消費に一服感が出ている。金利上昇で借入コストが上昇した。クレジットカードの延滞が見られる。消費者は財布のひもを締めた。利下げ開始時期の6月以降の観測が強まったとエコノミストは見ている。市場は2月16日の1月PPIと2月29日発表の1月個人消費支出(PCI)を注目している。」と伝えた。
「IEA(国際エネルギー機関)は15日、2024年の世界の石油需要を122万BL/日量増(予想:124万/日量増)、増加量は2023年の半分。中国の需要減少を反映した。2024年の世界の石油の供給量は170万BL/日増のⅠ億380万BL/日、米、ブラジル、ガイアナが増加によると発表した。」と15日、ロイター電子版が伝えた。ただ、足元15日、NY原油はここ数日の地政学リスクの高まりから値上がりした。
NYタイムズ電子版は「①トランプのNATO脅迫は世界におけるアメリカの地位のより広範な変化を反映している。かってNATOは冷戦の防波堤と見られていた同盟が多くのアメリア人から時代遅れの重荷とみなされている。②ロシアが宇宙空間で人工衛星攻撃の核兵器を開発したとの情報を米政府がつかみ同盟国に通知した。」と伝えた。
15日、NY市場でダウは348ドル、0.91%高、S&P500は5,029と29ポイント、0.58%高、ナスダックは15,906と47ポイント、0.30%高で取引を終了した。恐怖指数VIXは14.01と2.57%低下。米10年債利回りは4.233と0.16%低下。NY外為市場は1ドル=149.86円、0.43%安、1ユーロ=161.48円、0.02%高、1英ポンド=188.88円、0.11%高。NY原油(WTI)はバレル78,14ドル、2.06%高、北海ブレント、同82.80ドル、1.59%高。NY金はオンス2,015.80ドル、0.53%高。ビットコインは5万1,886ドル、0.19%高でそれぞれ取引された。
16日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①英国のGDPは昨年7~9月期。0.1%減、10~12月期、0.3%減と2期連続で減少、りセッションに入った。過去2008年リーマンショック、2020年、コロナショック、今回は利上げによる3回目の景気後退となった。英財務相は「インフレを抑えることを最優先している。」と語った。労働党、影の内閣財務相は「スナク・りせッションだ」と批判した。②イスラエルはナセル病院を空爆した。病院が戦場と化した。エジプト国境の検問所ラファに移動した。③ウクライナ軍が弾薬不足に陥った。最前線の兵士は「あとミサイル2発。ロシアの弾薬に対抗できない。ドローンを見張っている。」と話した。フランス2は「ウクライナお弾薬不足が目立っ。」と伝えた。
シンガポールCNAは「インドネシア大統領選挙の投票が終わり、プラボノ候補が57.68%獲得、勝利宣言した。他の2候補は敗北宣言をしていない。正式には6月半ばに決まる。」と伝えた。韓国KBSは「①韓国政府はキューバと国交を樹立したと発表した。北朝鮮の孤立化は進むと見られる。直後にキム総書記の妹のキムヨジョン氏が個人的見解としながらも「拉致問題は解決済みである。しかし、岸田首相の北朝鮮訪問も可能である」などと発言した。日本の出方を伺っている。韓国の一部には日本に助けを求めているとの見方もある。②北朝鮮は14日、日本海上で新型の地対艦ミサイル発射実験を行った。」と伝えた。カタール、アルジャじーらは「ブリンケン米国務長官は「エジプト、カタール、イスラエル、米国で停戦交渉を進めているが難しい状況にある。」と話した」と伝えた。インドNDTVは「インドのマニプール州は騒乱状態にある。」と伝えた。上海東方衛視は「エルドアン、トルコ大統領がエジプトを訪問、エジプトの資しシシ大統領と会談連携強化を確認した。」と伝えた。
問題は日本である。日々様々な情報が乱れ飛んでいる。地球という一つの身体に日本も住んでいることだけは確かである。今年は元旦から能登地震である。傲慢になるなよとの神様からのお知らせに違いないと勝手に思っている。この先何が起こるか全く分からぬ2024年であるが、なんとか健康第一で乗り切りたい。(了)