NYダウ、一時、44,000ドル、500種平均株価6,000ポイント突破、過去最高値更新、トランプ次期米大統領勝利が貢献、一方、米国が歴史的関税引上げ、COP29でパリ協定離脱準備とＷＰ紙

（学校で教えてくれない経済学）

「ミシガン大学による11月米消費者信頼感指数は73.0(10月:70.5・予想:71.0)と改善した。1年先のインフレ率は2.6%（10月:2.7%）と2020年以来最低水準。期待指数は78.5と2021年以来高水準。現況指数は64.4に低下した。10月22~11月4日期間実施した。」と8日、ブルームバーグ電子版が伝えた。8日、ロイター電子版は「中国全人代、常務委員会が閉会、8日、3年間で6兆元追加融資、既に決めている4兆円と併せ10兆元（210兆円）で地方政府の利払いを支援することを決めた。「隠れ債務」14.3兆元を2.3兆まで減らす。」と伝えた。ロイター電子版は「トランプ氏の勝利はバイデン氏の我儘による決断の遅れによるとペロシ前米下院議長は総括した。」と伝えた。8日、ワシントンポスト紙電子版は「①トランプ次期米大統領の勝利によって歴史的な関税引き上げの扉を開ける。新たな貿易交渉の道具として使う。②トランプ氏勝利はNY株を1年来の高値に押し上げた。」と伝えた。

週末11月8日、NY市場でダウは43,988ドル、259ドル、0.59%高、Ｓ＆Ｐ500は5,995と0.38%高、ナスダックは19,286と17ポイント、0.09%高で取引を終えた。Ｓ＆Ｐは一時6,000ポイントを突破した。恐怖指数VIXは14.94と1.71%低下。米10年債利回りは4.306%都0.04%低下。NY外為市場で1ドル=152.59円、0.21%安、1ユーロ=163.55円、0.99%安。1英ポンド=197.05円、0.76%安。NY原油（WTI）はバレル70.44ドル、2.65%安、北海ブレント、同73.90ドル、2.29%安。ＮY金はオンス2,691.70ドル、0.52%安。ビットコインは7万6，465ドル、0.52%安で取引された。

9日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で英BBCは「8日、アムステルダムのサッカー競技場外でイスラエルのサポーターがパレスチナの国旗に火をつける事件が起った。オランダの国王も観戦していた。②アゼルバイジャンの首都バクーで11月11~22日に開かれる国連気候変動枠組条約、COP29はトランプ勝利で進展なく共同声明発表が危ぶまれている。トランプ次期政権チームは既に気候変動パリ協定からの離脱を準備している。」と伝えた。ドイツZDFは「欧州首脳会議が8日閉会した。滞在先のブタペストでショルツ独首相は8,000億ユーロ基金設立しヨーロッパを一つにまとめる必要があると語った。トランプ氏勝利で、ヨーロッパはアメリカと中国に押しつぶされるとの懸念がドイツ国内でも高まって来ている。独連邦議会選挙前倒し実施も選択肢にあると見られる。」と伝えた。シンガポールCNAは「トランプ氏の米大統領の還り咲きで対中60%関税引き上げに現実味が出て来た。国内経済の低迷で不動産テコ入れ策として13兆元の「隠れ負債」救済策として6兆元追加融資が当面の最重要課題として全人代常務委員会で決まった。中国が年初たてたGDP5％達成が難しくなっている。」と伝えた。豪ABCは「インドネシアのプラボウォ大統領は就任初の外国に中国を選び習主席と会談で７日出発した。あと米国に飛びバイデン大統領、トランプ次期米大統領と会談を予定している。」と伝えた。韓国KBSは「チヨジュ島沖で漁船が転覆、乗人27人中2名死亡、15人行方不明」と伝えた。問題は日本である。一人でも多くの日本の若者が日々激動する国際問題を自分事として捉え、学んで欲しい。（了）

膝痛で歩くのがやっと：膝痛の患者さんが続いています

ここが痛いんです

巨鍼療法をしました

今年の4月に来ていますので、7か月ぶりの来院です。

話によると、

「8月に尻もちをついて左膝内側に痛みが出て吊ったような感じがして、歩くと痛む」

と話していました。

膝痛の方は多いのですが、このところ連続で膝痛の方が来られます。

多分、天気のせいもあるかと思いますが、夏の疲れが出てくる頃ですので、天気の加減かも知れません。

一応、徒手療法で調整してみたのですが、膝の後ろの腱が張っていたので、巨鍼をすることにしました。

このような症状には、巨鍼が抜群の治療効果を現わすからです。

ただ、この巨鍼療法は背中への巨鍼と比べて、ちょっと痛いです。

ですが、歩けない人でもその場であるけるようになるので、「奥の手」として巨鍼を使うのです。

が、しかし、この写真を見て、訓練してない人が「ふむふむ」と、真似はしないほうがいいです。

巨鍼はどこを通すかで治療効果が大きく違うからです。