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論語と鍼灸 (3) 鍼灸上達のポイント

2011-05-08 08:08:32 | 論語と鍼灸
論語は解説者によって内容が多少違っています。

このブログでは、

「福田晃市著『論語』ソフトバンク文庫」
「福田晃市著『はじめての論語』ソフトバンクビジネス」
「守屋洋著『右手に「論語」左手に「韓非子」・角川SSC新書」
「金谷治著『論語』岩波文庫」
「加地伸行著『論語』講談社学術文庫」
「渋沢栄一著『論語と算盤』角川ソフィア文庫」
「于丹著・孔健監訳『論語力』講談社」
「瀬戸謙介著『論語』致知出版」

などを参考にしながら書き進めることにしました。

鍼灸と論語のどこに関係があるのかと思う人も多いと思いますが、昨年暮から「鍼灸上達のポイント」とまとめていましたら、あることに気付きました。

それは鍼灸だけではなく、多種多様の仕事にも関係していることですが、道徳がなければ技術も営業も経営も上手くいかないということでした。
きっかけは、『ドラッカー』や『ランチェスター』を読んだり、『成功哲学』などのビジネス書を読み返し、それらの本と『論語』を比較したことにあります。

拝金主義や好戦主義での鍼灸では、技術が伸びないし続かないと感じました。
成功者と呼ばれる経営者やエンジニアの方々は例外なく「道徳」を掲げています。

社会、いや世界が拝金主義になった今、道徳の勉強をすることが真髄と思い、頂上へ登る近道だと考えたのです。
そして、腕がいいと思われる技術者(職人)は、口でこそ言わないが、心の底に必ず「目指す道徳(理念)」があると感じたのです。

ですから私も道徳の勉強をしなければならないと思い、二年計画で勉強させてもらうことにしました。
道徳を学ぶ人が増えればいいと考えたわけです。
そのために、禁酒と減食で睡眠時間を削って深夜まで勉強しています。

しかし、論語を読んでいると、何故か癒されるし、多くの発見がある。
鍼灸技術の上達のコツを見つけることができる。
鍼灸院経営のヒントも見つけることができる。
何年も前に読んだ『論語』とは内容が違うのではないかと思うぐらいに発見が多い。

【学びて時に之を習う、亦た悦ばしからずや】である。

ということで、暫くは「論語での鍼灸上達の秘訣」を書いていくつもりです。
時間のある方はお付き合いください。
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