マンデビラ{ルビースタ―)
江嵜企画代表・Ken
お馴染のフラワーショップ「潤」に立ち寄ったら鮮やかな
ワインレッドの花を見つけた。以前にも描いたことがあるが
つぼみも愛くるしいが、花の赤に絵心を大いに刺激されて
持ち帰って鉛筆デッサンした。
次は彩色である。日本画の作法にならってまずにかわを
溶く。次に水干(すいひ)絵の具で葉から描いて、最後に
花を彩色した。
実は昨年、例の更地にマンデビラを植えた。花屋さんでは
今を盛りと咲いているが、一般家庭では、蔓(つる)が
ひものようにフェンスに巻き付いたままで、花どころか
葉も芽も見当たらない。いつ芽をだすのかもかいもく
見当もつかない。
ヤフーでマンデビラを検索した。キョウチクトウ科
マンデビラ属、樹高100センチ~、花色は赤、桃、白、
開花期は5~8月、原産地は熱帯アメリカと出ていた。
「潤」のお姉さんに出来上がりをハガキサイズに
プリントアウトして持参すると約束した。いつもの
ようにカウンター傍の柱に貼ってくれるようだ。
花屋さんに自分のスケッチがコピーとはいえ飾って
もらっていることは正直、面映ゆい。しかし、
ひっきりなしに店を訪れる人の目に毎日晒されている
こと自体神さんごとだと感謝している次第である。(了)