思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

隠匿(いんとく)は、感謝の心がない証左ー恥ずべき人生。

2007-08-20 | 私の信条

わたしは、いいこと聞いたな、と思うと、○○さんがこんなことを言っていたんだ、とみなに言う。いいよね~~と。子どもの言ったこと・したことでも、何々ちゃんがね、と紹介する。

わたしは、読んで感動した本があると、その著者を偉いと思い、ありがたいと思う。だから皆に紹介する。本の題名だけでなく、その中身を要約して。

それは自他の悦びを広げるすてきなことだと思うから。

でも、わたしは何度も何度も驚いた。
人から教えてもらったこと、人にやってもらったこと、本で読んだことなのに、○○さんという人がね、こんないいこと、面白いこと言ってたよ・やってるんだよ、とは言わないで、みんな自分の手柄にする人が大勢いることに。40歳もすぎてから知った。

自分が偉い!?!?って人に思わせたいのかもしれないけれど、いいこと・すてきなこと・楽しいこと・助かること・ありがたいことをしてくれた人に感謝する心がなければ、幸せや充実がやってくるとは思えない。

隠匿(いんとく)とは感謝の心がない証左で、ほんとうに恥ずべきこと、嫌らしいことだと思う。

武田康弘





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