遊び=楽しみとしてのスポーツや運動ではなく、競技としてスポーツや運動は、身体を壊します。
競争主義になり、どうしても過度になるからです。
スポーツや運動は適度なこと、時間が長すぎないことが大事です。
自分自身の身体のよろこび、健康増進、体調維持のための運動は、無理をしないことが何より大切。
スポーツ競技で、競争主義に陥るのは、愚かであり、損です。
ふつうの身体をもつ大多数の人にとって、運動は「遊び=楽しみ」としてするのがよいのです。
いまの多くの中学校における運動部の活動は、集団主義による馴致であり、人生を潤わせ、豊かにするのとは違います。
わたしは、もう何十年もいい続けていることですが、スポーツ科学に基づく、楽しみの部活動への転換が必要です。身体に無理なく、遊び感覚に溢れた運動は長続きし、心身を健やかにします。
競争主義は、自他を共に幸福にしません。身体を壊すだけです。
わたしは57歳です。忙しいので生活の中にスポーツの要素を入れて過ごしています。階段はいつも二段で駆け上がり、人の荷物も全部持ち、子どもたちを頭上まで持ち上げて筋力トレーニング!(笑)。
武田康弘