警察官や検察官の思い込みや独断、不当な取り調べにより犯罪者にさせられた無実の人々を救う活動を続けるアメリカ・ウィスコンシン大のジョン・プレイ准教授、キース・フィンドリー教授と学生たちを取材した番組―「無実プロジェクト」(NHK・BS1)を見ました。
わたしは、彼らの顔に魅了されました。ほんとうに美しい顔です。真実を探求しよう・無実の人を救いたい、という思いが顔に顕現されていました。わたしは、その顔に深く感動し、心が洗われるようでした。
日本の大学は、社会系の学部でも現実社会の問題と関わることをしませんが、それでは学問自体の発展もありません。「机上の空論」のために努力する!?なんという愚かな現実か。
何がほんとうかを志向し、善美を探究する心がなくなれば、顔は平板になり、醜く貧しくなってしまいますよね。まさに『顔は顕現する』です。気をつけねば(笑)。
なお、この番組の詳細は、内容を要約したブログがありますので、そちらをごらんください。クリックで飛びます。
武田康弘