自民党の現行憲法の否定=新憲法の内容は、おぞましい国家主義であることが、『東京新聞』一面の連日の特集記事で明らかにされています。
政府の判断で、国民の言動の自由を奪うことを可能にする恐ろし計略であることを、伊藤弁護士が詳しく説明しています。
今朝の一面「筆洗」にも、旧ソビエト憲法と同じ手法であることが書かれていますが、旧ソ連のように表向きは自由と民主を謳い、実際には国家統制で政府のイデオロギーに従うように個人の言動を統制する。なんと!国歌(現人神の明治天皇に捧げられた歌である君が代)と国旗を尊重する義務まで憲法に記載し強制する、というのですから、もう終わっていますね。旧ソビエトにさえなかった規定!!とのこと。
「自民党」とその補完勢力である「維新の会」は、日本を内戦状態にでもしようという魂胆なのでしょうか?近代民主主義思想への挑戦(安倍首相の思想的ブレーンで教育再生委員の八木秀次は、「人権などという言葉に怯える必要はない」として『反人権宣言』をちくま新書から出しています)を企てる政党は、根源悪と断じるほかありません。
自民党内の良識派の方は、勇気をもって、自由と民主主義のために立ち上がってください。
安倍首相が一番尊敬する祖父の岸信介元首相(A級戦争犯罪人)の「国体思想」は、市民主権社会の理念とは、真っ向から対立するものです。
良識と勇気を発揮するのは、「今でしょ!」
おぞましい国体国家への転落を防ぐのは、一人ひとりの良心なのです。大きく声を出しましょうよ。
武田康弘