思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

子どものことを何も知らない愚か者の文部科学大臣ーはだしのゲン閲覧禁止問題

2013-08-21 | 社会批評


こどもは、現実を知れば、大人以上にそれを直視する力があります。

わたしは、赤裸々な子供の声と姿に接し続けて37年が経ちます。

学校という行政権力が介在しない自由な空間としての私塾では、こどもの偽らざる心が露骨なまでに表れます。

はだしのゲン程度の描写で子どもに悪影響があるなど、真っ赤なウソ、大嘘です。

はるかに残酷なシーンの生写真などを見ても、こどもは傷ついたりはしません。そういう現実が起きた理由を聞き、そうならないような解決策をいろいろと言い出します。

こどもは、驚くほどのタフさを示します。

日本の大人は、自分たちに都合の悪いことを隠すために、「こどもへの配慮」という美名を使います。

何も知らない愚かな大人が文部科学大臣。「美しい国」とは、ウソと偽りの国という意味ですね。

このブログを見て、わたしの批判に応える自信のある政府関係者がおられるなら、いつでも公開の場で議論に応じます。

教育を仕事とする恋知者(哲学者)として、真正面からお相手しましょう。

 

武田康弘(哲学者・私塾主宰者・我孫子市「白樺文学館」初代館長・参議院行政監視委員会調査室・客員調査員2009-2010)

 

 

コメント (2)
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