思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

やってはいけないことを平然とやるー安倍首相を許しているのは?

2014-02-08 | 社会批評

やってはいけないことを平然とやる。

NHKを「公共」放送から、政府の意向をくむ放送局にするーーやってはいけないことを平然とやる。

現場の声に依るのではなく、政府の意思で教育を統制するーーやってはいけないことを平然とやる。

戦前の天皇現人神という「国体思想=靖国思想」に戦死者を縛り付けるーーやってはいけないことを平然とやる。

自衛隊を通常の軍隊に変え、集団的自衛権を行使するという戦争への積極姿勢ーーやってはいけないことを平然とやる。

原発再稼働ーーやってはいけないことを平然とやる。

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なんでも、平然と、国家主義=日本主義の旗を振り、愛国心を謳い、ドンドンガンガンやる、多くのわが日本人は、やってはいけないことを平然とやる安倍というアナクロニズムの首相に引きずられていく。「利口」?な人は、表立った批判はしない。黙っている。いつか来た道、「日本主義ー国体思想=靖国思想」。明仁さん美智子さんも忌嫌う戦前思想に戻っていく。なんとも愚かなことで、恐ろしい。

安倍首相が敬愛するは、祖父の岸信介。
昭和天皇の裕仁は、東条を首相として日米開戦に踏み切ったが、その東条内閣の商工相が岸信介(戦後はA級戦犯として逮捕投獄されるが、その後首相となり60年の安保で退陣)。

敗戦後の戦後処理のための「嘘の現代史」は、恐ろしほどの負債を残した。やってはいけないことを平然とやっても通ってしまうのは、その負債のせい。

 

 

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