安倍首相による戦前思想の復活、天皇制を利用した国家主義への道は、「個人」を否定して(自民党の憲法改正案で)日本主義の愛国心をもつ公民(「市民」ではなく国家意識をもつ「公民」)の育成のために、教育を抜本的に変えるとしていますが、これは、「個人の思想の自由・尊重」を核とした人権と民主主義に基づく戦後の世界秩序への挑戦であり、極めて危険な行為です。
アメリカ政府やイギリスBBC放送などでは、日本の不穏な様相(戦後世界秩序の否定)に警戒感をもち批判しています。わたしたち良識ある市民は、戦前イデオロギーの復活をたくらむ安倍自民党政府を変えるために力を合わせないと、取り返しのつかないことになります。再び「日本国家主義」の狂気を許してはなりません。
次のBlogでは、「確信犯」である安倍首相の戦略=隠されたトンデモナイ想念を明瞭にしようと思います。
武田康弘 元・参議院「行政監視委員会調査室」客員(哲学講師)
( 以下は、今朝の東京新聞一面下段です。)