思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

リフシッツ、1994年、中等学校卒業の17歳時に録音されたバッハのゴールドベルクにブラボー!

2018-04-10 | 芸術

 

コンスタンチン・リフシッツ、1994年、モスクワの音楽大学付属中等学校卒業時に録音されたバッハのゴールドベルクのCDを聴きました。


有名なグールドのゴールドベルグとは世界観がまったく異なり、明るく開放的で、はちきれんばかりの若さに溢れ、聞いているとどんどん元気になります。心身にパワーが漲り嬉しくなるバッハです。瑞々しくたまらないほどエネルギッシュで、ブラボー!と叫びたくなります。なんて素敵なピアノなのでしょう。あっという間に80分が過ぎてしまいます。

このジャケットの写真は17歳時ですが、
3月25日に所沢ミューズで聴いた「パルティータ全曲演奏会」の時の顔と同じです。
楽譜は置かず、視線を上にして遠くを視る、そして、正面や横を向くときは、目を閉じて弾きます。

リフシッツ、名前すら知らずに聴き、衝撃を受け、唖然・呆然。自然態で、自由で、多面多色で、呆れるほどの上手さで、パワーに溢れ、快感!
でしたので、帰ってから慌ててネットで調べ、このCDを購入しました。17歳にしかできない見事な演奏です。ゴールドベルグは最近の再録音もありますが、それは未聴です。



武田康弘

コメント (3)
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