思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

こどもたちを預かる学校の対応の遅さ・鈍さには呆れます。まるで役人のごとし。命が奪われる現状に深い哀しみと強い憤りを覚えます。

2018-07-19 | 教育

こんなに暑い日に、運動場〇〇周とか、体育館にみなを集めて集会やら運動やら。

日本の学校の意味不明の行為には、評する言葉もありません。

こどもたちへの対応は、何よりも臨機応変とか当意即妙の言動が求められるのに、

現実はもそのアベコベ.動きが鈍くて、こどもたちが重症になったり死んだりしないとそ何も変えない。

まるで、役人・官僚たちのよう。

子どもたちのを預かる者として、遅さ;鈍さという役人の特性は、最もダメなもの。

教師には、しなやかさ、柔軟性、ダイナミックさ、自由さ・・誰よりも人間らしいが必要なのに、ミニ官僚でしかない教師では、こどもを預かる資格がない。こどもを預かる者は、机上の空論ー情報マシーンー言葉と数字の辻褄合わせではダメ。人間として生きよ!

式根島キャンプでの一コマ。
元気で、すばらしい笑顔のこどもたちと、レストラン・サンバレーの梅田さん


武田康弘

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「五日市憲法草案は、民権意識を記録した世界でも珍しい文化遺産」-誰の発言でしょうか?クイズです。

2018-07-19 | 学芸

 5月の憲法記念日をはさみ,今年は憲法をめぐり,例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れながら,かつて,あきる野市の五日市を訪れた時,郷土館で見せて頂いた「五日市憲法草案」のことをしきりに思い出しておりました。

 明治憲法の公布(明治22年)に先立ち,地域の小学校の教員,地主や農民が,寄り合い,討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で,基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務,法の下の平等,更に言論の自由,信教の自由など,204条が書かれており,地方自治権等についても記されています。

 当時これに類する民間の憲法草案が,日本各地の少なくとも40数か所で作られていたと聞きましたが,近代日本の黎明期に生きた人々の,政治参加への強い意欲や,自国の未来にかけた熱い願いに触れ,深い感銘を覚えたことでした。長い鎖国を経た19世紀末の日本で,市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録するものとして,世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います。


 上記は、2014年の皇后の美智子さんの発言です。夫の明仁さん(現・天皇)と二人で、五日市の郷土館を訪れて、伊藤博文の明治憲法=大日本帝国憲法(天皇が臣民に与える欽定憲法)に先立ってつくられた「五日市憲法素案」のオリジナルを見ての感動を文章にして、発表したものです(改行と太字・下線は武田による。発表は宮内庁)。

 自民党の政治思想=憲法観とは著しく相違する民主的な思想と言えます。


※五日市憲法草案の発見者で、
著名な歴史家である色川大吉さん

武田康弘

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする