火星が明日、最接近。
今年は2003年以来の大接近の年ですが、1週間くらいでは大きさの違いは分かりません(視直径が約24秒ですが、コンマ以下の変化)。当分の間、観望の好機です。
テレビの報道は、「明日に大接近」というだけの伝え方なので、誤解をうみます。
8月下旬でもまだ視直径は21秒程度ですので、夏休み中はずっと観望の好機が続きます。実際に望遠鏡で見るのと写真は全く異なる世界です。光を反射鏡(ないしレンズ)で集めて直接そのエネルギーを感じる=見るのはとても貴重な体験です。ぜひ、ご覧ください。
写真は、2年2か月前の中接近の時に
白樺教育館の口径21㎝反射望遠鏡で撮影。
武田康弘