思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

NHKの時論・公論=国会からの行政監視こそ!との結語は、正鵠を射るもの。デタラメな厚労省の統計調査

2019-02-01 | 社会批評

 消えた年金のような展開を見せるインチキな労働統計の問題で、昨晩のNHK時論・公論では、結語として、国会(国権の最高機関)からの行政監視が重要と言っていましたが、

 まさにその通りで、わたしのblogの影響かどうかは分かりませんが(笑)、三権分立の民主制において、肥大化する行政機関を国会が監視する任務は極めて重いものです。

 それをないがしろにしてきた為に、行政機関の不祥事は日常的となり、正常に機能していません。とりわけ参議院に設置された行政監視委員会は、日常的に各行政機関の実態を調べ監視するもので最も重い仕事ですが、それを支えるスタッフがわずか数名というのでは、お寒い限りです。開店休業のような行政監視では国民の信託には応えられません。意識と制度の改革が急がれます。


10年前 行政監視に情熱を傾けた故・山下栄一委員長


武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員調査員)

 

 

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