千葉の台風被害が深刻ですが、自衛隊の活動が少なすぎます。
戦争をしない国であるはずの(それを覆すのが安倍晋三の最大の願望だが)わが日本国で、自衛隊の現実の仕事は、その最大のものが、災害救助であるのは理の当然です。
多くの隊員を擁する自衛隊という組織は、災害救助のために最も役立つ組織です。
あまりにも活動が少なく、高い税金でつくられている組織が、現実に役立つことが少ないのでは、組織の存在理由がありません。
対中国や、対ロシアの戦争シュミレーションを業務としているのは、マンガ(空想)のレベルの仕事でしかなく、現実にドンパチやる戦争など起こるはずのない(こちらから仕掛ければ別ですが)事態のために多額の税金を投入しているは、あまりにも愚かです。
災害救助と復興支援のために頑張る、それが、ほんらいの国土と国民を守る最大の仕事となります。空想や戦争ゴッコではなく、現実の仕事をしっかりする、という意識改革が求められます。
政府関係者は、妄想(ボケた頭)から覚め、真面目に仕事を行わなくてはなりません。
自衛隊の各駐屯地は、全力で千葉災害のために現地に赴くべきです。仕事量が少なすぎます。
武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員調査員)