他者承認に怯え、政治権力者に怯える情けないジャーナリズムではない「東京新聞」は、『空気は、読まない』宣言をしましたが、さっそく漫才で政府をビシバシ批判する「空気は読まない」宣言の村本大輔さん(1980年生まれ「ウーマンラッシュアワー」)を登場させました。本日の一面と二面です。
ジャーナリズムにせよ芸人にせよ、政府に忖度していたら、存在理由がなく、お終いなのです。 そのくらいは分からないと。
他者承認に怯え、政治権力者に怯える情けないジャーナリズムではない「東京新聞」は、『空気は、読まない』宣言をしましたが、さっそく漫才で政府をビシバシ批判する「空気は読まない」宣言の村本大輔さん(1980年生まれ「ウーマンラッシュアワー」)を登場させました。本日の一面と二面です。
ジャーナリズムにせよ芸人にせよ、政府に忖度していたら、存在理由がなく、お終いなのです。 そのくらいは分からないと。
インフルエンザでの死者数は、日本だけで、
2018年は3325名 2019年は9月までで3000人越え、
こういう数を頭に入れていないと、大局観が狂うのではないでしょうか。
しかも、インフルエンザにおける死者は、幼児が最多で、ついで小学生です。
世界の統計(WHO)で、コロナウイルスの感染者の大多数は、大人です。19歳以下の若者・子どもは、全患者数の2パーセント強でしかありません。
冷静さが必要で、パニックこそが怖いのです。
まして、首相が感情的な言動をするのは、あまりにも愚かです。
落ち着きが大切です。
武田康弘
(写真は毎日新聞より)
かねてから、安倍晋三が最も望み、憲法改定の目玉中の目玉と考えていたのが、非常事態条項の新設ですが、
彼は、新型コロナウイルスによる肺炎の流行を、この望みをかなえる最高のチャンス!と捉え、小・中・高の全国一律の休校という前代未聞の要請をだしました。他に相談せずに一人で決めたのは、まさに首相一人で出来る非常事態宣言の予行練習として、「正しい」!決断でした。
エリート政治家にとって、国家主義=愛国教育(日本の場合は天皇教=元号教を国民に染み渡らせることで実現できる)に基づく政治以上の望みはありません。
なにかもっともらしい理由をつけて、全権を首相が掌握できれば(非常事態条項を立法化する=かつてヒトラーが全権を掌握した手法)、事は思うがまま。なんでもできます。非常事態法を発令するぞ!というゼスチャーを見せれば、みな何もできなくなります。首相に従うのは当然で、反対者は和を乱すもの(非国民)となります。また、その条項があるだけでも、首相の意向に従うのを当然とする意識をつくりだします。
それにしても、さすがの安倍首相です。この機を逃さす、こどもたちのため(こどもへの感染はとても少ないく30代以下の死者は一人もいない)という言い訳により、非常事態条項がない今、「要請」という形で非常事態をつくりだし、国民を慣らす。その後でいよいよ憲法改正の目だま=非常事態条項の新設に向かう、よく考えられた戦略です。さすがの安倍首相です。
主権者は私、という意識に乏しい国(哲学なしー精神的自立の弱い国民)では、案外簡単にこれが通る可能性があります。まだまだ日本とはそういうレベルの国なのかもしれません。どうしますか、若者たち。 じじいの私は、民主制=民主政=民主性を前進させるために頑張り続けます。古代の実存思想(ソクラテス・ブッダ・老子)に学びつつ、恋知(ほんらいのフィロソフィー・Love of thinking)という発想と態度により。
武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室客員調査員=哲学と日本国憲法の哲学的土台を国会所属の官僚に講義)
学校がコロナウイルスの媒介所ではなく、乗り物や職場や繁華街での感染なのにも関わらず、
小・中・高(とりわけ通学に乗り物を使わない公立の小・中)の学校に休校を要請とは、なんという総理だ。言葉がない。ふーーっ。
会社をやすみにするなら効果あり(笑)
武田康弘