人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

青い影には騙されない

2016-05-08 15:52:32 | 映画・音楽など
青い影.A Whiter Shade Of Pale。

洋楽ファンなら誰でも知っている、プロコル・ハルムの1967年のヒットです。
これが例によって、目下私の超時空ヒットチャートでリヴァイバル・ヒット中なんです。
昔、知人は”これを歌っているのは黒人だろ?”と言ってましたが、私は騙されませんでしたよ。
(バッハだって騙されないでしょう…)
ただ、私は別のことでずっと騙され続けていました。
何時の頃かこの曲をラジオなどで聴く度に、顔が赤くなってくるんです…
青白くなっていくんじゃなくってね…。だってね…

シックスティーン…ヴァージン…

”16歳で処女を失い…”とかそういう事を歌っているものだと思っていたものでしたから…
それが、なんだ…16人の処女がどうとか、こうとか…騙されたあ!
それにしても、実にソウルフルな歌唱で、知人が騙されたのも分かる気がしますが、私は既に学習していたのです。
何しろ、私が洋楽に目覚めた頃の1970年には3回も騙されましたからね…
まず、初春の頃、クリーデンス・クリアウオーター・リヴァイバル(この名を覚えるのに何か月かかったことだろう。略してCCR。)の”ダウン・オン・ザ・コーナー”
後に写真で観たらヴォーカルのジョン・フォガティときたら、なんとカントリー兄ちゃんではないか!
次、夏頃、スリー・ドッグ・ナイトの”ママ・トールド・ミー”(作者ランディ・ニューマン! ”トイ・ストーリー?” 違うっ!”セイルアウエイ”です!)
で、年末、トニー・オーランド(なんとも黒人ぽい名前じゃありませんか?)&ドーン(Dawn)の”ノックは3回”…やられた!…(ノック・アウト、スリータイムス! カン、カン、カン、試合終了…)
とにかく、60年代くらいからヒット・チャートはモータウンとか、ソウル音楽が目立つようになり、白人アーティストもかなり影響を受けていましたね。
その”青い影”ですが、前から歌ってみたいと思っていたのですが、数年前までは絶対にムリ…イカレた九官鳥みたいになってしまう…あんなソウルフルな声は絶対に出ませんでした。
しかし…上手いのかどうかは知りませんが、難なく出てしまったではありませんか!
九官鳥やサカリのついた猫やつぶれたカエルでもいいからやってみるものですね。
まあ、ワンカラに限るとは思いますが…
エッ…歌を覚えるために聴いているのかって?…その通りです!
何時の頃か、歌ってる時あの何かが乗り移ってくる感じが、アレを思い起こすもので…
アレですよ!…ファンダンゴ…16人のヴェスタの処女…ウーン…エクスタシー!
(騙されないで!)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする